山本有真のプロフィールと魅力 パリ五輪代表アスリートの素顔に迫る

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この記事を読めば陸上女子長距離界で注目を集める山本有真(やまもとゆま)選手の人物像や競技への向き合い方、そして彼女が持つ「アスリート×おしゃれ」という新しいスタイルの意味までまるっと知ることができます。

記録を出しながらメイクもネイルもSNS発信も楽しむ。そんな山本有真選手の姿に惹かれる人が増えているのは、おそらく「本人が正直すぎるくらい正直だから」だと思うんですよね。

インタビューを読んでいてここまで自分の弱さとか迷いとかを素直に話してくれるアスリートって、なかなかいないなと感じました。

目次

山本有真のプロフィール

基本情報

まずは基本情報をまとめます。

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項目内容
本名山本有真(やまもとゆま)
生年月日2000年5月1日
年齢26歳
出身地愛知県豊田市
所属積水化学女子陸上競技部
種目女子中・長距離(5000m、3000mなど)
身長161cm
自己ベスト(5000m)14分59秒89(2026年6月・日本選手権)
好きな食べ物白米・納豆・生牡蠣・ラーメン・パクチー・牛丼
好きな芸能人山田孝之・ONE OK ROCK・長澤まさみ
マイブーム東海オンエア・釣り・プライベートサウナ

山本有真の競技歴と実績

バスケ少女から陸上へ

意外なんですが山本選手はもともとバスケットボール少女でした。

小学生のころはミニバスに入っていて、陸上はまったく視野になかったとのこと。

それが中学校でバスケ部の活動に物足りなさを感じていたころ、小学校のマラソン大会で毎回1位を取っていたことを親に指摘され、個人競技の方が向いているんじゃないかと陸上部に入ることにしたそうです。

最初は800mから始めて、高校2年生まではインターハイにも出場。

冬の長距離練習で培った体力と、800mで身についたスピードが組み合わさって、1500mや3000mが自然と得意になっていったというのが本人の言葉です。

このルーツが今のオールラウンドな強さにつながっているんだろうなと思います。

名城大学での4年間と「6連覇」

名城大学では全日本大学女子駅伝と富士山女子駅伝で史上初の6連覇に4年間フルで貢献しました。

駅伝8回出走のうち、4回区間賞・2回区間タイ・1回区間新という数字が並んでいて、チームの柱として欠かせない存在だったことがわかりますよね。

大学4年の5月には5000mのタイムを一気に10秒近く縮めて15分23秒30を記録。

その試合に出走していた外国人選手に食らいついてゴールできた経験が「自分はこんなに成長したんだ」という手応えになったと語っています。

自信ってこういう小さな積み重ねから生まれてくるんですよね。

積水化学入社後の快進撃

2023年4月に積水化学に入社。

その年の7月、タイ・バンコクで開催されたアジア選手権で日本女子選手として初めて5000mの金メダルを獲得しました。

しかも実業団1年目でこの結果。

同年にはブダペスト世界陸上にも出場し、日本陸連ファン投票「ベストパフォーマンス賞」では全体1位を獲得しています。

そして2024年、パリオリンピック女子5000m日本代表として出場。予選敗退という結果にはなりましたが、本人はパリを経てこう語っています。

「出場するための練習はしてきたけど、世界で決勝に残る練習をしていかないといけない」と。

このコメント、なんか刺さります。

負けを言い訳にせず自分の練習の質を問いなおしているところが彼女らしいなと感じました。

2026年、ついに14分台

2026年6月12日、地元・愛知のパロマ瑞穂スタジアムで開催された第110回日本選手権5000m決勝。

4連覇中の田中希実選手をラスト100mで抜き去り、14分59秒89という大会史上2人目・初の14分台で初優勝を飾りました。

「信じられない」と涙した山本選手の姿が印象深かったです。アジア大会代表にも内定し、2028年ロサンゼルスオリンピックへ向けて着実に歩みを進めている段階ですね。

「寮から逃げ出した」大学2年の冬

本人が明かした陸上離脱の真相

これ、けっこう衝撃的な話なんですよね。

山本選手は大学2年生のとき、一度陸上から離れています。

練習の厳しさと慣れない寮生活に疲弊して、「遊びたいですし、普通の大学生になりたい」と監督に直訴したとのこと。

成人式で周りの友人たちがおしゃれして楽しそうにしているのを見て、「なんで私だけ…」という気持ちになったというのも、正直すぎて逆に好きだなと思いました。

今の活躍を知っている側からすると「えっ、そんな時期があったの?」ってなるんですが、でもそういうリアルな葛藤があってこその今なんだろうなとも思います。

陸上に戻ってきた「二つのきっかけ」

復帰のきっかけとなったのは二つ。

一つは同期の荒井優奈選手と小林成美選手がユニバーシアード代表に選ばれたニュースを見て「悔しい」と思ったこと。

競技から離れていても、悔しいと感じる自分がいた。それって、まだ本当は走りたかったということですよね。

もう一つは姉から聞いた母親の話でした。山本選手が幼いころに亡くなったお母さんは、脊髄に障害があり車いす生活をしながら、高齢出産という状況の中で彼女を産んでくれたそうです。

姉から「お母さんが好きだったスポーツを、有真ちゃんに代わりに楽しんでほしい」という言葉を聞いて、走ることを決意したと語っています。

個人的にはこの話が一番グッときました。

それまでは「陸上が一番じゃなかった」という本人の言葉が復帰後は「今は陸上が一番です」に変わっている。そのスイッチが入った瞬間が、競技人生の本当の始まりだったんだろうなと思います。

「おしゃれ番長」と呼ばれる理由

レース前に1時間かけてメイクをする

山本選手は重要なポイント練習前、1時間かけてジムでのストレッチやウォームアップをこなすのですが、その一番最初にすることが「メイク」なんです。

ジョグの日はしないらしいですが、競技場に行くときは必ずメイクをしてから練習に臨むとのこと。

これ、ストイックなアスリートのルーティンとしてはちょっと意外かもしれないですよね🙎

「えっ、練習前にメイクするの?」って思う人もいそうです。

でも彼女の言葉を聞くと、納得感があるんですよ。

「私はおしゃれをして自分が一番自信を持てる姿でスタートラインに立ちたい。そうするとモチベーションが上がるし、堂々と走れるんです

と語っています。

要するに、メイクは飾りじゃなくて、自分のスイッチを入れるためのルーティンなんですよね。試合だけじゃなく普段の練習でも同じことをしているというのが、また真剣さを感じさせます。

駅伝中継で気づいた「ドアップ問題」

ちょっとユニークな理由もあって。

名城大や積水化学で駅伝を走ると、その姿が全国に中継されてドアップで映されるんだそうです。

「ドアップで映されるのに、メイクなしなんて無理ですよ(苦笑)」

という発言が正直すぎて笑ってしまいました。駅伝中継が事実上のモチベーションになっているの、なんかすごくリアルです。

SNS発信の裏にある「伝えたいこと」

SNSでのおしゃれ発信は単純に自分が好きだからというのもあるのですが、それ以上に「見てくれている人に伝えたいことがある」という思いからだと語っています。

山本選手のSNSを見てくれているのは中高生の長距離選手が多く、「競技をやっていると、休日も遊んではいけないと思っているかもしれない」というのが彼女の感じていることだそうです。

「私がSNSで発信することで、おしゃれも楽しんで自信をつけてくれる女の子が増えたらいいな」

という言葉には、すごく重みがあると感じます。

自分自身が「普通の大学生」と「アスリート」の間で揺れた経験があるからその両方を楽しんでいい、という発信ができるんだと思うんです。

ホントは繊細、でもプラスに変える思考法

リフレーミングとの出会い

あんなにポジティブそうな雰囲気を出している山本選手ですが、「こう見えて繊細なんですよ!」と笑いながら話しているのが印象深かったです。

試合前の不安や「走るのが嫌だ」と思う瞬間は今でも普通にあるとのこと。

そんな彼女が積水化学の新人研修で学んで実践しているのが「リフレーミング」という考え方です。風が強くて走りにくいと感じたら「風が強い方が良い練習になる」と言い換える。

というように、何でもプラスに置き換えることを習慣づけるというもの。心理学の用語で、物事の枠組みを変えることで別の視点を持てるという考え方ですね。

「今は試合を楽しもうとプラスの考えで走れるようになってきた」という言葉にはこの習慣が少しずつ根付いてきている実感が滲んでいます。

ONE OK ROCKと「死んだっていいや」という感覚

山本選手が試合前に必ず聴くのがONE OK ROCKの音楽です。

特にお気に入りは『キミシダイ列車』で、好きなフレーズとして「もういいやこのまま死んだって思うほどバカに生きてるから」という歌詞を挙げています。

「毎日死んだっていいやと思うくらい全力で生きられたらいいなって思います」という彼女の言葉、ちょっと笑えるくらい真剣で、でもすごく好きです。

力強い音楽が繊細な部分を持つ彼女の「スイッチ」になっているんだろうなと思います。

競技と人生を楽しむ、プライベートの山本有真

休日は「ネイチャー派」

オフの過ごし方が、なかなか意外でした。

「けっこう遠出します」とのことで、岐阜でのグランピング・飛騨牛・星空鑑賞、福岡では自然に囲まれた時間、最近は釣りにもハマっているそうです。

竿を自分で買ってしまうほどで、江の島や宮崎の合宿先の海でも釣り糸を垂れていたとか。

釣れない日でも「朝日がきれいで、それを見られるだけで楽しい」という感性、かなり好きです。

サウナも好きで友人とプライベートサウナに行くのがお気に入りとのこと。

速さと繊細さと自然への感受性を持ち合わせた人なんだなと感じます。

長澤まさみへの憧れと10歳上の姉

憧れの人として長澤まさみさんの名前を挙げていて、中学生のころにドラマ『プロポーズ大作戦』を観てからずっとファンだそうです。

「常に癒されている」という表現がほほえましくて。

ちなみ、姉の山本有里さんが長澤まさみさんに少し似ているとのことで、姉への尊敬とセットになっているのかもしれません。

10歳上の姉は名古屋でスタートアップコミュニティマネージャーとして活躍する起業家だそうで、その存在が山本選手にとっての精神的な支えの一つになっている気がします。

まとめ

  • 基本プロフィールは愛知県豊田市出身、2000年5月1日生まれ。積水化学所属。5000m自己ベスト14分59秒89(2026年6月時点)
  • 競技実績は名城大学で全日本大学女子駅伝6連覇に貢献、アジア選手権5000m優勝、2024年パリオリンピック代表、2026年日本選手権初優勝・アジア大会代表内定
  • 人生の転機は大学2年で一度陸上を離脱。亡き母への想いと仲間への悔しさを胸に復帰
  • おしゃれへの姿勢はメイクとネイルは自信を持つためのツールとして競技と両立。「おしゃれも楽しんでいいんだよ」と中高生に向けて発信し続けている
  • メンタルの軸は繊細な一面を持ちながら、リフレーミングの思考法とONE OK ROCKの音楽で自分をプラスに持っていく

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