この記事を読めば緑黄色社会(リョクシャカ)の4人のプロフィールとそれぞれの個性・バンドが生まれた瞬間の話まで、ひととおり全部わかります。
「最近よく耳にするけどリョクシャカのメンバーってどんな人たちなんだろう?」
と思って調べている方、多いんじゃないでしょうか。
私もそのひとりで、ある日「Mela!」が頭から離れなくなって気づいたらメンバー全員のことを調べ始めていました。
いざ深掘りしてみると、ただの「仲良し高校生バンド」では全然なくて、音楽的なルーツや結成秘話が思いのほかドラマチック、ちょっと驚いたんです。
インタビューやメディアの情報を中心にしっかり情報を集めたのでぜひ最後まで読んでみてください。
緑黄色社会ってどんなバンド?
各メンバーの話に入る前にまずバンド全体の基本情報を整理しておきます。
バンドの基本スペック
緑黄色社会は長屋晴子(Vo./Gt.)、小林壱誓(Gt.)、peppe(Key.)、穴見真吾(Ba.)からなる愛知県出身の4人組ポップ・ロックバンドです。
愛称は「リョクシャカ」でメジャーデビューは2018年11月のミニアルバム『溢れた水の行方』から。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| バンド名 | 緑黄色社会 |
| 愛称 | リョクシャカ |
| 結成 | 2012年 |
| 出身地 | 愛知県 |
| メジャーデビュー | 2018年11月 |
| 所属レーベル | エピックレコードジャパン(ソニー・ミュージックレーベルズ) |
| メンバー数 | 4人(男女混合) |
| 紅白出場 | 2022年〜2024年(3年連続) |
メンバー早見一覧表
まず全員のプロフィールをざっとおさらいしておきましょう。
| 名前 | 担当 | 生年月日 | 出身地 | 出身高校 |
|---|---|---|---|---|
| 長屋晴子 | ボーカル・ギター | 1995年5月28日 | 愛知県 | 中京大学附属中京高等学校 |
| 小林壱誓 | ギター | 1996年2月11日 | 愛知県 | 中京大学附属中京高等学校 |
| peppe(神谷香奈江) | キーボード | 1995年12月6日 | 愛知県 | 中京大学附属中京高等学校 |
| 穴見真吾 | ベース | 1998年1月27日 | 愛知県 | 名古屋国際高等学校 |
長屋晴子(ながやはるこ)
基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 1995年5月28日 |
| 年齢 | 31歳 |
| 出身地 | 愛知県 |
| 担当 | ボーカル・ギター |
| 出身高校 | 中京大学附属中京高等学校 |
| 学歴 | 中京大学(内部進学)※公式発表ではなくインタビューから類推 |
スーパーで「もののけ姫」を熱唱した子ども
これ、個人的にすごく好きなエピソードなんですけど長屋さん、
幼稚園のころスーパーのレジ待ちでひとりで「もののけ姫」を歌っていて、目をつぶって熱唱しているうちにどんどん音量が大きくなって、目を開けたら見知らぬおばさんと目が合って。
それ以来、外で歌うのをやめたそうです。
なんかこの話、すごく人間らしくていいなと思って。
今あれだけ堂々とステージに立っている長屋さんが、もともとは「人目が気になる人見知り」で、しかもそのきっかけがスーパーでのあの事件だというのが案外知られていないですよね。
本人がオールナイトニッポンXで語ったラジオでのエピソードなので公式の発言として間違いないと思います。

「いきものがかり」がバンドへの扉を開いた
長屋さんが音楽に真剣になったきっかけのひとつが、「いきものがかり」との出会いです。
中学時代は吹奏楽部に所属していて音楽とは関わっていたものの、バンドという形を意識したのはいきものがかりを聴いてからだったとインタビューで語っています。
ちなみに大塚愛さんの曲がきっかけで「シンガーソングライター」という職業を知ったというエピソードも残っていて、作詞にこだわりを持つ現在の長屋さんの姿に自然とつながってくる感じがします。
だから、「高校ではバンドを組んでギターボーカルをやる」という目標を決めて軽音楽部がある高校を徹底的に見学しまくったそうです。
その熱量、もはや入学前から本気すぎる。
「歌への向き合い方が変わった曲」がある
「FUKA/BORI」のインタビューで長屋さんはいきものがかりの「うるわしきひと」が、歌に対する見方を変えてくれた曲だと語っています。
ただ歌うのが好きというフェーズから、「表現としての歌」を意識するようになったのがこの曲との出会いからだとのことでその視点がそのまま今の緑黄色社会の楽曲の歌詞観にも反映されているんじゃないかなというのは私の個人的な感想です。

小林壱誓(こばやしいっせい)
基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 1996年2月11日 |
| 年齢 | 30歳 |
| 出身地 | 愛知県 |
| 担当 | ギター |
| 出身高校 | 中京大学附属中京高等学校 |
| 学歴 | 中京大学(内部進学)※インタビューから類推 |
バンドの「繋ぎ役」として4人をまとめた人
小林さんといえばバンドに穴見真吾さんを引き入れた張本人です。
高校のバンドのベーシストが抜けてしまったタイミングで「俺の幼馴染で、めちゃくちゃいい奴がいる。ベースも最近始めて」という一言で穴見さんを紹介したのが、今の4人体制の出発点なんですよね。
もしあの一言がなかったら、今のリョクシャカはいないわけで。そう考えるとすごいなって感じます。
BUMP OF CHICKENが音楽観を変えた
小林さんは実家がダンス教室で幼少期から音楽が身近な環境にあったそうです。
音楽への意識が変わったきっかけは友人に教えてもらったBUMP OF CHICKENの「K」で、一曲に込められた表現の細やかさに衝撃を受けたと語っています。
「K」はBUMPの中でも言葉の密度が飛び抜けていて、あの曲に中学生くらいで出会ったら音楽への意識が変わりそう。
長屋さんがいきものがかりで「バンドボーカル」に憧れたのとは対照的に、小林さんは「楽曲表現としての音楽」に先に目覚めたのかもしれません。
あくまで私の見立てですがそれがリョクシャカの全員が曲を作るスタイルにも関係していそうな気がしています。
2025年Fenderインタビューでの発言
2025年にFender Japan公式が掲載したカバーインタビューでは穴見真吾さんとふたりで登場し、バンドのサウンドへのこだわりを語っています。
記事の内容は掘り下げたのですがスタジオでの音作りへの向き合い方やギターの選定基準など、音楽的に濃い話が多く、ファンならぜひ読んでほしいレベルのインタビューでした。

peppe(ペッぺ)
基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 神谷香奈江(かみやかなえ) |
| 生年月日 | 1995年12月6日 |
| 年齢 | 30歳 |
| 出身地 | 愛知県 |
| 担当 | キーボード |
| 出身高校 | 中京大学附属中京高等学校 |
| 学歴 | 中京大学・国際英語学科(※本人の発言から類推) |
| 資格 | 世界遺産検定1級(2019年7月取得) |
「peppe」という名前の由来
本名は神谷香奈江さんで活動名の「peppe」はニックネームに由来していると言われています。
ペッペ、というかわいい響きで、実はバンド名くらいインパクトのある名前だなとずっと思っていたんですが、由来の詳細は公式には明確に説明されていないみたいです。
ちょっと不思議な魅力がありますよね。
3歳からピアノ、さらに世界遺産検定1級まで取得
peppeさんは3歳からピアノを習い始めていてサックスも演奏できるというかなりの音楽エリートです。
それだけじゃなく、大学在学中に鈴木亮平さんの影響を受けて世界遺産検定2級を取得し、2019年7月にはさらに上位の1級まで取得していることを自ら発表しています。
バンド活動しながら世界遺産検定1級って、なかなかすごいですよね。
世界遺産検定1級って合格率が10%台前後のかなり難易度の高い資格なので、peppeさんの「努力家な一面」は本物だなと感じています。
本人は世界遺産検定の公式インタビューで「いつか海外で活動したい」という思いが語学と世界遺産への関心につながったと話していて音楽だけじゃない知識欲の深さが伝わってきます。

バンドの醍醐味について語っていた言葉
高校生向けのインタビュー(ケイオンプロジェクト)の中でpeppeさんは
「自分の演奏で一杯いっぱいになるのではなく、他の人の音を聞きながら演奏するのがバンドの醍醐味」
と語っています。
これ、個人的にかなり刺さった言葉でした。
キーボードってバンドの中では縁の下の力持ち的なポジションになることが多いんですが、その「聴きながら弾く」という意識が、リョクシャカのアンサンブルの繊細さを作っているのかもしれないですね。

穴見真吾(あなみしんご)
基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 1998年1月27日 |
| 年齢 | 28歳 |
| 出身地 | 愛知県 |
| 担当 | ベース |
| 出身高校 | 名古屋国際高等学校(他の3人とは異なる) |
唯一の後から加わったメンバー
穴見さんは4人の中で唯一の別高校出身でしかも他の3人より2学年下という最年少です。
中学時代から小林壱誓さんの幼馴染だったので小林さんがバンドのベーシスト枠が空いたときに声をかけた、というのがきっかけでした。
当時、穴見さんはベースを「最近始めて」という段階だったそうです。
それでも引き入れた小林さんも小林さんだし、その誘いに応じた穴見さんもすごいなって思います。
本人いわく「当初はベースにめっちゃハマっていた」とのことで後から加入したにもかかわらずすごく前向きだったのが伝わってきます。
ベースマガジンで語った「作曲者としての自分」
2023年のインタビューで穴見さんは、アルバム『pink blue』で5曲の作曲者としてクレジットされていると紹介されています。
ベーシストでありながら楽曲を作る側でもある、というのはリョクシャカ全体の特徴でもあるんですが、穴見さんの場合はそのバランスが特に顕著な気がします。
4人全員がコンポーザーとして機能しているからこそ、あれだけ曲ごとに色が変わるんでしょうね。
自分の見立てでは穴見さんはバンドの「音楽的な幅」を一番広げているメンバーのひとりだと思っています。
まとめ
- 長屋晴子・小林壱誓・peppe・穴見真吾の4人は全員愛知県出身
- 長屋・小林・peppeは高校の同級生、穴見は小林の幼馴染として後から加入した経緯がある
- 2012年結成、2018年11月にメジャーデビュー
- 4人全員が作曲に携わる「全員クリエイター型バンド」であることが楽曲の多様性の源泉
- peppeさんは世界遺産検定1級を取得している(合格率10%台)という意外すぎる一面も
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