アイエン(I.N)の歌声の魅力!ソロ曲・パート分析で見るボーカル力【Stray Kids】

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Stray Kids(スキズ)の最年少として、いつもちょっと特別な存在感を放っているのが、I.N(アイエン)なんです。

ガラス玉みたいに透き通った歌声とデビューからここまでの成長ぶりが本当に目を見張るものがあって、今ではグループのボーカルを陰ながら(いや、けっこう前面から)支える存在になっています。

この記事では歌声の特徴からソロ曲・パート分析まで、アイエンの魅力をできる限り掘り下げていこうと思います。

目次

Vocal Rachaとしての役割

アイエンはStray Kidsの3つのユニットのひとつ、Vocal Racha(ボーカルラチャ)のメンバーです。

スンミンとともにグループのボーカルラインを担い、感情を乗せた歌声でグループ全体のサウンドに彩りを加えているんですが、個人的にはこのふたりの声のバランスがすごく好きなんです。

スンミンが安定感という土台をしっかり作るとしたら、アイエンは曲に「華」と「空気感」をつくる存在、という感じがしていて。

グループ内でのパート配分においてデビュー当初はまだ担当パートが少なかったアイエン。

でも、年を追うごとに着実にボーカルパートを増やしてきて、特にサビ前のプリコーラスやブリッジを任されることが多くなっています。楽

曲の中で感情的な頂点をつくり出す、いわば「ここぞという場面」を託されているわけで、それって相当な信頼がないとできないポジションだと思うんです。

I.Nの歌声の特徴

透き通ったガラスのような音色

アイエンの歌声を一言で表すなら、「丸くて透き通った声」。

ファンの間でも「ガラス玉のような独特の響き」と形容されることが多くて、リバーブ(残響効果)との相性が抜群だといわれています。

実際に「Charmer」の1番サビで「Charmer」と繰り返すパートを聴いたとき、あの浮遊感のある声の重なり方に、はじめて聴いた瞬間ちょっと鳥肌が立ちました。

「Christmas Love」の1番なんかもまさに彼の声質が最大限に生きている場面ですよね。

Stray Kidsの中でも最も高い声域を持っているアイエン。

低音が多いメンバーたちに囲まれることで、その透明感はさらに際立って聴こえるんです。

プロのボーカルコーチからも「鼻声ではあるがオープンで丸みがあり、他のメンバーとは異なるキャラクターを持っている」と評価されているように、グループ内で唯一無二の音色を持っているのはまぎれもない事実でしょう。

トロット仕込みの情感と表現力

アイエンのボーカルスタイルの根幹には、幼い頃から教会で親しんでいた韓国の伝統的なポップス「トロット(トゥロット)」の歌い方があります。

この経験がアイエンの歌声に懐かしさと情感豊かな温かみをもたらしていて、バラードや感情的な楽曲で特に輝くのはそのためなんだと思います。

2020年のバラエティ番組「好きな芸能人」への出演で披露したトロットカバー「カメリアレディ(동백꽃 아가씨)」は、そのボーカルスタイルの真骨頂を見せるものとして話題になりました。

現代的なK-POPサウンドの中に、トロット由来の情感が自然に溶け込んでいく感じが、アイエンの声の特別なところだと感じています。

要するに、「K-POPっぽさ」と「どこか懐かしい温かさ」が共存している。という稀有な声なんですよね。

高音域とハスキーなニュアンス

中音から高音にかけて特に力を発揮するアイエンですが、最高音域に差し掛かったときに加わる少しハスキーなニュアンスも、個人的にはかなり好きなポイント。

「Chronosaurus」での高音パートはあの伸びやかさの中にほんのりかすれた余韻が混ざっていて、それが楽曲に独特の深みを与えているように感じます。

甘さの中に少しビターなエッジ。そこがアイエンの声の面白さだと思うんです。

デビューからの驚くべき成長

デビュー当初から最年少として注目を集めたアイエンですが、ライブ歌唱の安定感や発声技術においても着実に進化してきました。

Stray Kidsのバラエティ番組内でも「最も実力が大きく成長したメンバー」として選ばれるなど、グループ内外からその成長が認められています。

地声と裏声をなめらかに使い分ける技術は近年特に磨かれていて、「HALLUCINATIONでのアイエン、前と全然違う」という反応がファンの間でも多く見られます。

思った以上に、一枚一枚アルバムをリリースするたびに声の幅が広がっている印象です。

ソロ曲・自作曲を徹底分析

HALLUCINATION(2024年)

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項目内容
リリース日2024年12月13日
収録アルバムSKZHOP HIPTAPE「合(HOP)」
トラック番号7曲目
再生時間2分43秒
作詞・作曲I.N、RESTART、Chae Kang Hae
初披露ワールドツアー「dominATE」ソロステージ

アイエンが初めてMV付きでリリースしたソロ曲。夢幻的でどこか妖艶な雰囲気のヒップホップダンストラックで、幻のように通り過ぎた誰かへの再会を願う気持ちを歌っています。

Stray Kids側のコメントでは「末っ子の意外な魅力を見せつける、夢幻的で致命的な雰囲気のヒップホップダンストラック」と紹介されていて、これまでの可愛らしいイメージとは一線を画すセクシーで大人びたアイエンが詰まった一曲なんです。

個人的にはあのMVを初めて見たとき「これ本当にアイエン?」ってなったくらい衝撃で、いい意味でイメージを更新させてもらいました。

リリース後、メンバーやファンから「アイエンの声に完璧に合っている」という反応が多かったのも納得で、彼の声質とドリーミーな世界観がぴたりとはまっている感じがします。

しかも、アイエン自身もこの楽曲の作詞・作曲に参加しているということが、ただのパフォーマーではなく自らの内面を音楽で表現できるアーティストとしての成長を物語っているように思います。

末っ子が見せた「大人の顔」

HALLUCINATIONが話題になった理由のひとつはやっぱりあのパフォーマンスの「色気」でしょう。

ワールドツアー「dominATE」でのソロステージで初披露されたとき、会場の雰囲気が一変したという話があちこちから届いていて、現場にいたSTAYたちの反応を見ていて鳥肌が立ちました。

曲の世界観とアイエンのビジュアルと声が、すべて噛み合っている。

そういう曲に出会えたことが彼のアーティストとしての自信にもつながっているんじゃないかと感じています。

Hug Me(2022年)

2022年12月21日リリースのベストアルバム『SKZ-REPLAY』収録のソロ曲で、アイエンが作詞を単独で手がけた(KOMCAで「●」=単独クレジット)数少ない作品のひとつです。

自分の言葉で感情を綴る力があるんだというのが、このクレジットから伝わってきて、それがなんか嬉しかった記憶があります。

HALLUCINATIONとは対照的なふんわりとした温かみのある曲調で、アイエンの柔らかい面が前面に出た一曲。

Maknae On Top(2021年)

項目内容
リリース日2021年1月16日
フィーチャリングBang Chan(バンチャン)、Changbin(チャンビン)
収録SKZ-REPLAY(2021年12月21日)

グループのリーダー・バンチャンとラッパーのチャンビンをフィーチャーしたソロ曲。「末っ子が上に立つ」というコンセプトで、ユーモアと自信が同居した楽曲です。

ちょっとひょうきんで自由なアイエンの性格が、そのまま音楽になったみたいな感じで、聴いていて思わず笑顔になれる一曲ですよね。

untitled / 미제(Feat. ヒョンジン)(2023年)

2023年12月にSKZ-RECORDシリーズの一環として公開された、ヒョンジンをフィーチャーした楽曲です。

アイエンの新しいボーカルアプローチが試みられていて、ファンの間では「これまでとは違う歌声の開拓が感じられる」と話題になりました。

ヒョンジンの艶のある声との対比も面白くて、聴いてみると意外とふたりの声の相性がいいんですよね。

カバー曲・ライブパフォーマンスで見るボーカル力

アイエンがSKZ-RECORDやその他のコンテンツで披露したカバー曲は、彼のボーカルの幅を最もストレートに確認できる場。ジャンルの広さを見ると、改めて「この人の声って本当に懐が深いな」と感じます。

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リリース日原曲アーティスト曲名媒体
2020年7月18日イ・ミジャ동백꽃 아가씨(カメリアレディ)好きな芸能人(MBC)
2020年12月5日チョン・スンファン너였다면(If It Is You)SKZ-RECORD
2021年6月12日ホ・ガク향기만 남아(Memory of Your Scent)SKZ-RECORD
2022年9月20日クォン・ジナ위로(Consolation)SKZ-RECORD
2023年5月30日アーバン・ザカパ널 사랑하지 않아(I Don’t Love You)リムジンサービス
2023年5月30日10cmPerfectリムジンサービス
2023年5月30日Nerd Connection좋은밤 좋은꿈(Good Night Good Dream)リムジンサービス
2023年12月12日려욱(リョウク)어린왕자(The Little Prince)SKZ-RECORD
2024年7月7日イ・スンチョル기나긴 하루(The Live Long Day)覆面歌王
2024年7月14日キム・ヨヌ사랑이라는 이유로(Love, That Common Word)覆面歌王
2024年7月14日Bolbbalgan4(볼빨간사춘기)Mermaid(인어)覆面歌王

2024年7月には韓国のテレビ番組「覆面歌王(복면가왕)」に出演して3曲を披露。トロット、R&B、インディーポップと多岐にわたるジャンルをこなせる柔軟さが、改めて証明された形になりました。

チョン・スンファンの「너였다면」やクォン・ジナの「위로」は特に感情表現の豊かさが際立つカバーとして評価されていて、「アイエンのカバーで初めてこの曲を知った」というファンも多いみたいです。

覆面歌王への出演はアイドルとしてではなく純粋にボーカリストとして評価されるきっかけにもなって、個人的にはあの出演がアイエンの「歌手」としての認知を一段引き上げたと思っています。

グループ楽曲でのパート分析

担当することが多いポジション

アイエンがStray Kidsの楽曲の中でよく任されるのがプリコーラス(サビ前)とブリッジのパートです。

楽曲の感情的な盛り上がりのきっかけをつくり出すこれらのパートは、声の透明感と表現力が問われる場所で、まさに彼の歌声が最も生きるポジションといえるんですよね。

「ここから感情が動き出す」という瞬間をアイエンの声が担っている楽曲が多くて、気づいてから聴き返すとその存在感の大きさがよくわかります。

印象的なパートの例

  • MIROH  ラストサビ前のパートを担当。楽曲全体のクライマックスへの橋渡しをする、緊張感あるパート。
  • Time Out 1番サビを担当。サビのメロディを柔らかく包み込むような歌い方が印象的です。
  • Charmer 1番サビで「Charmer」と繰り返すパート。リバーブ効果と彼の声質が絡み合い、楽曲に独特の浮遊感をもたらしています。
  • Christmas Love  1番全体を担当し、温かみのあるホリデーソングの世界観を声だけで作り出しています。ここのアイエン、毎年聴きたくなるんですよね。
  • Chronosaurus グループの中でも難易度の高い高音パートを担当。ハスキーなニュアンスが加わる最高音域が聴きどころです。

作詞・作曲クレジット

ボーカリストとしての成長だけでなくアイエンはソングライターとしても着実に実績を積み上げています。

KOMCA(韓国音楽著作権協会)への登録数は2026年2月時点で23曲にのぼるんだとか。デビューしてからずっとコツコツと積み重ねてきた数字だと思うと、なんか感慨深いです。

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アルバム楽曲作詞作曲
2018MixtapeSchool Life
2018I am NOTMixtape#1
2018I am WHOMixtape#2
2018I am YOUYOU.
2019Clé 1 : MIROHMixtape#4
2020IN LIFEMy Universe
2021SKZ-REPLAYMaknae On Top
2021NOEASYGone Away
2022SKZ-REPLAYHug Me●(単独)
2022MAXIDENTCan’t Stop
2024HOPHALLUCINATION
2025Mixtape : dominATEBurnin’ Tires

「Hug Me」では単独で作詞を担当(●印)していて、自分の言葉で感情を綴る力も兼ね備えているのがよくわかります。

デビューから一貫してMixtapeシリーズのリリックにも携わっていて、グループの音楽的なコアとも深く関わり続けている存在です。

ボーカリストとしての現在地

釜山の教会から始まった、唯一無二の声

2016年にJYPに入社した時点から、釜山の教会でのトロット歌唱という独特の基盤を持ったシンガーだったアイエン。

デビュー後は最年少という立場ながら少しずつ楽曲のボーカルパートを拡大し続けて、今ではStray Kidsの音楽的カラーを決定づける声のひとつになっています。

グローバルな評価と、ブランドアンバサダーという新たな顔

2025年にはBillboardの2024年K-Popアーティスト100に9位でランクインしたことも話題になりました。

ボーカリストとしてのみならず、ソロアーティストとしての存在感も世界規模で高まっているのを感じます。

同年、ラグジュアリーファッションブランドBottega VenetaのブランドアンバサダーおよびDamianiのグローバルブランドアンバサダーにも就任していて(2026年3月発売の『MEN’S NON・NO』でソロカバーも飾っています)、その洗練されたビジュアルと音楽的な実力が複合的に評価されている証拠でしょう。

最年少でグリーンノーブルクラブ入り、人としての誠実さ

それに、2024年には100万KRW(約1億ウォン)をChildFund Koreaに寄付し、グリーンノーブルクラブの最年少メンバーになったというニュースも印象深かったです。

音楽と見た目とそして人としての姿勢。全部含めて「アイエン」という存在がつくられているんだと改めて感じます。

2026年も止まらない、夢が広がり続ける先へ

2026年2月にはJ.Y. Parkのコンサート「HAPPY HOUR」日本公演にサプライズゲストとして登場し、2AMの「This Song」とJ.Y. ParkとRainの「Switch to me」を披露するなど、その活躍に終わりが見えません。

「夢を叶えたら、もっと大きな夢を見るようになった。好きなことをやっていると夢が広がり続けるんだって気づいた」

というアイエンの言葉。なんか刺さりませんか。これからもどんな景色を見せてくれるんだろうって、純粋にわくわくしています。

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