スキズ(Stray Kids)のダンスって、K-POPの中でもトップクラスに難しいってよく言われているんですが、実際に調べれば調べるほど「これ本当に人間がやってるの?」ってなってしまって、個人的にはちょっと引いてしまうくらいでした(笑)。
体幹・スタミナ・精密なチームワーク、全部が同時に求められるのがスキズのパフォーマンスの特徴です 。
スキズのダンスが難しい理由
振り付けはどうやって作られているの?
JYPエンタテインメントの社内に「Performance Directing LAB」というチームがいて、そこが中心になって振り付けを作っているんですが、外部のコレオグラファーとの共同制作や外部依頼も行われているみたいです 。
だからこそ、曲ごとにスタイルがまったく違うんですよね。
K-POPグループってだいたい「このグループらしさ」みたいなダンスの型があったりするんですが、スキズはその概念が薄い気がします。
動きそのものの難易度だけじゃなくて、8人のメンバーが完璧に息を合わせながらフォーメーション移動をして、しかも激しい曲中でも正確に踊り続けるって……考えただけで気が遠くなりそうですよね 。
それが他のグループとは一線を画す部分だと感じています。
難しいダンスの曲まとめ
「難しい」と繰り返し語られてきた楽曲を、特徴と合わせて整理してみます。
| 曲名 | リリース年 | 難しいポイント |
|---|---|---|
| 소리꾼 (Thunderous) | 2021 | 体幹・着ぐるみでの演技・ウェーブ・片足バランス |
| I Am You | 2018 | 複雑なフォーメーション・細かいディテール |
| 神메뉴 (God’s Menu) | 2020 | 腕の動きの多さ・体力消耗・全体の複雑さ |
| District 9 | 2018 | フロアワーク・ジャンプ・フリップ・持久力 |
| 부작용 (Side Effects) | 2019 | タイトな隊形・宙吊りフォーメーション |
| Double Knot | 2019 | 爆発的な動き・クランプ系・複雑なブロッキング |
| Levanter | 2019 | 精密なフォーメーション・エネルギー管理 |
| MANIAC | 2022 | メンバー自身が認める高難度 |
| Silent Cry / The Sound / Easy | 2021–2022 | メンバーが難しいと証言 |
소리꾼 (Thunderous)
メンバー4人が「一番難しい」と名指しで答えた曲
2021年リリースのこの曲、あるインタビューでスキズのメンバー4人が「最も振り付けが難しい曲」として名指しで挙げたんです 。
それを知ったとき、思わず「え、あの曲が?」って声に出てしまいました。
コリアン・シャーマンをモチーフにしたムーブメントが次々と登場して、全身を使ったウェーブ・片足バランス・腕のアイソレーションが同時進行で求められる構成なんですよね 。
体幹だけじゃない、着ぐるみでも踊る
特に難しいとされているのが「体幹」の使い方。不安定な体勢から素早く次の動きに移るシーンが多くて、バランス感覚がないとまったくキマらないみたいです 。
それより個人的に一番驚いたのが、メンバーたちはこのハードな振り付けを着ぐるみを着た状態でも披露したという事実 。
視界も可動域も制限されるコスチュームで、これだけのことをこなすというのは……想像するだけでちょっと怖くなってしまいます。鍛え上げられた体幹と動きの記憶力があってこそ、でしょうね。
プリコーラスからコーラスにかけての動きは体重移動・頭のロール・肩のアイソレーションが次々と続く構成で、チュートリアル動画を担当したダンサーたちも「とにかく細かい」と口を揃えるほど 。
初見だと何が起きているかすら分からなかったりします。
I Am You
2018年リリースのこの曲は、ファンコミュニティ内で「習得に最も時間がかかる曲」として繰り返し言われてきた一曲です 。
動き自体の物理的な難しさというより、フォーメーション移動の複雑さと細部へのこだわりが群を抜いているんですよね。
メンバー間の間隔・角度・タイミングがほんの少しでもズレると、全体のビジュアルが崩れてしまうデザインになっていて、それを8人で完璧に合わせるには相当な練習量が必要なんだと思います。
Redditのスキズコミュニティでも
「District 9が体力的にキツいなら、I Am Youは一つひとつの動きへの注意力がずっと求められる」
という分析が多く見受けられます 。
カバーダンスを学んでいる人たちの声でも「この曲の習得には特に時間がかかった」という意見がかなり多いみたいです。
神메뉴 (God’s Menu)
「入門向け」はサウンドの話、ダンスは別物
2020年リリースのデビューアルバム「GO生」の表題曲で、Felixが「スキズ入門に最適な一曲」と語ったことがあります 。
ただ、それはあくまでサウンドの話であって、振り付けの難易度については「強度が高く、複雑」という評価でほぼ一致しているんですよね。
腕の動きが異常に多い
腕の動きが多いのがこの曲の特徴でチュートリアル動画を担当したダンサーも「踊る前にとにかく腕を十分にストレッチしてください」と強調していたほどです 。
コーラスでは逆ボディロール・ジャンプ・パンチ動作・ホップが高速で連続して続くし、Felixが担当するブリッジパートはフロアへの移行と素早い立ち上がりを含む高難度ムーブが凝縮されています。
全体を通じて動きの強弱が激しくて、踊り終わった後の消耗は相当なものでしょう。
District 9
デビュー曲なのに体力消耗が一番?
2018年のデビュー作ながら、難易度の観点では今でも語り継がれる曲です。
メンバー自身が「体力的に一番きつい」と語っていて 、フロアワーク・ジャンプ・複数のフリップが織り交ざった振り付けは「体幹・持久力・柔軟性・チームワーク、すべての要素が求められる」と言われています。
レベルチェンジ(低→高→低の急な体勢移動)が頻繁に入るため、スタミナが削られる速度がほかの曲とは次元が違うみたいです 。
Redditのダンサーコミュニティでも「曲全体を通しで踊り切ること自体が挑戦」という声があがっているほどで、振りを覚えた後でも、スタミナが追いつかずに後半が崩れてしまうというのが多くのカバーダンサーの共通体験なんですよね 。
「覚えたけど踊れない」という感覚、なんとなく想像できてしまいます。
부작용 (Side Effects)
2019年の「Clé 2 : Yellow Wood」収録曲で、ダンス解析動画やK-POPダンスランキングでも常に上位に顔を出す一曲なんです 。
最大の特徴はタイトなフォーメーション移動と、ブリッジパートでメンバーを宙に投げ上げるスタント的な振り付けというところ。
フォーメーション自体が複雑なだけでなく、隣のメンバーとの距離がほんの数センチという状況でも互いにぶつからずに動き続けなければいけないんです。
空間認識能力とチームワークがものすごく高いレベルで要求されているわけですよね。
ダンサーが分析した動画の中でも
「Side Effectsは、個人の技術だけでなくメンバー間のシナジーが凝縮された作品」
とコメントされているほどで 、グループとしての完成度がダンスの美しさに直結している曲だと感じます。
Double Knot
2019年のデジタルシングル。
ダンス解析の専門家から「K-POPの通常の想定を超えたアグレッシブな動きの連続」と言われているだけあって、大きく爆発的な動き・クランプに近い質感・衝撃を受けてから元に戻るような「リコイル」的な動きなど、他のK-POPではあまり見かけないダンス要素が組み込まれています 。
特にフォーメーション変換が視覚的にも鮮烈で、Felixパートでの円形フォーメーションや、ラストのDouble Knot型の締め方は「9人いてこそ成立するデザイン」と言われています。
ダンス分析動画では「ブロッキングが非常に革新的で、集合体として一つの動きに見えるよう計算されている」と絶賛しているみたいです 。
個人的にはここまで計算されたフォーメーションって、見ているだけで圧倒される気持ちになりますね。
Levanter
2019年の「Clé : Levanter」収録曲でGod’s MenuやEasyのリリース前に制作された振り付けの中では最も複雑という声が多い一曲です。
細かいポジション移動・精密なフォーメーション・全体から放たれるエネルギーの管理が難しいとされていて、ダンサーのコミュニティでは「グループで学ぶと難易度が跳ね上がる」と語られています 。
一人で動きを覚えること自体は比較的クリアできてもグループ全員の位置関係・タイミング・エネルギーを揃えようとした瞬間に難易度が急上昇する。そういう珍しい構造を持った振り付けなんです。
これ、グループで踊ってみた人にとってはけっこう「あるある」な体験なんじゃないかと思います。
MANIAC・Silent Cry・The Sound・Easy
メンバー自身が「一番難しかった」と証言
MTV UKのインタビューでスキズのメンバー自身が「自分たちが踊ってきた中で最も難しい振り付け」として名指しで挙げたのがこの4曲です 。
- MANIAC(2022)は不規則なリズムに乗せた多彩なムーブが混在していて、ファンコミュニティでも「見た目より体感難易度がずっと高い」と言われています
- Easy(2019)はタイトルとは裏腹に習得難易度は高め。ハードな動きの中に細かいグルーヴが求められます
- The Sound(2021)はパワフルなHipHop系の動きと精密なアイソレーションが組み合わさった構成
- Silent Cry(2021)は感情表現と技術的な難しさが同時に求められる、スキズらしい一曲
メンバーが「難しい」と語ると、ファンの間で「え、あの曲が?」ってちょっとざわつく感じがありますよね。
実際にカバーに挑戦したことがある人たちからも「思った以上に難しかった」という声が多くて、証言の信ぴょう性は高そうです 。
DOMINO
2021年の「NOEASY」収録曲で見た目はシンプルに見えるのに踊ってみると細かいグルーヴの出し方がすごく難しい部類の曲です 。
スキズの振り付けには「パッと見は簡単そうなのに、実際はものすごく難しい」というタイプが一定数あって、DOMINOはその代表格と言われているんですよね。
「シンプルだけど難しい」系の代表格
「Walkin On Water」も同じ系統で2024年に解説動画を出したダンサーが「シンプルで分かりやすい動きなのに、実は内側の使い方がすごく難しい」とコメントしています 。
表面的な動きを真似するだけでは再現できないため、本質的な「ボディコントロール」を理解してはじめてビジュアルが完成するという点で、これはこれで別の意味での難しさがあるなと感じます。
「激しければ難しい」という前提を持って見ていると、こういう曲に完全に騙されることになるので、ある意味いちばん厄介なタイプかもしれません(笑)。
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