スキズ(Stray Kids)って、激しいパフォーマンスのイメージが先行しがちだけど、実はほっこりしたり、夜中にじわっと泣けるような優しい曲も相当たくさんあるんですよね。
知らなかったって人は、ちょっともったいないかもしれません。
スキズの「優しい曲」ってどんな雰囲気?
スキズの楽曲を大きく分けるとガツガツしたパワフル系と、穏やかで心に染みるソフト系に分かれます。
ソフト系の楽曲には失望や挫折・自己成長・仲間への愛情といったテーマが多くて、和訳を読み込めば読み込むほど深みが増していく感じがするんです 。
個人的に印象深かったのがファンの間で「スキズの優しい曲は歌詞が刺さりすぎる」という声がかなり多いこと。メロディだけで終わらず、ちゃんとメッセージがある。それがソフト系楽曲の一番の魅力だなと感じています 。
定番の優しい曲・バラード
Levanter(바람)
ソフト系楽曲の中でもファンから圧倒的に支持されている一曲 。2019年12月にミニアルバム『Clé : LEVANTER』のタイトル曲としてリリースされました 。
「レバンター」とは地中海地方に吹く強い東風のことで、変化と新たな始まりの象徴として使われています 。
歌詞はずっと追いかけてきた夢や誰かへの思いを手放し、「自分らしくいること」に気づいていく自己発見の旅を描いているんですよね 。
「I wanna be myself」「I feel the light」というフレーズが繰り返されていて、暗い場所から抜け出したあとの解放感がじわじわ伝わってきます 。
ちなみにこの曲、Bang Chan・Changbin・Hanによる3RACHAが制作しているんですが、スキズのClé(クレ)シリーズの締めくくりとしてリリースされた作品でもあります 。
シリーズ全体の文脈を知ってから聴くと、もう全然違う感動があって…正直、初めて聴いたとき「あ、これは泣くやつだ」って思いました。
聴きながら和訳を読むと「なぜか泣けてくる」というレビューが多くて、特に夜中や落ち込んでいるときに聴くと心が洗われるような気持ちになれるみたいです 。
Secret Secret(말할 수 없는 비밀)
2021年8月発売のアルバム『NOEASY』収録曲で、タイトルを直訳すると「言えない秘密」 。
スキズ自身のコメントによると
「誰もが心の中に言えない悩みや痛みの秘密を抱えているもの。そのすべての秘密と痛みを、流れる雨水で洗い流して気持ちが楽になれることを歌詞に込めた」
とのことなんです 。
穏やかで叙情的なメロディに感情豊かなボーカルが乗っていて、雨の夜にひとりで聴きたくなる一曲。和訳してみると「泣いてしまった」という感想も多くて、それだけ歌詞の言葉ひとつひとつに重みがあるなと感じます 。
Gone Away
ファンの間でも人気が高いソフトナンバーで、「スキズの優しい曲を教えて」というスレッドでは必ずと言っていいほど名前が挙がります。
別れや喪失感を扱った感情豊かな楽曲で激しい要素がほぼなく、最初から最後まで穏やかなムードが続くのが特徴。深夜に布団の中でひとり聴きたいタイプの曲だなと思います。
Grow Up(잘 하고 있어)
日本語に訳すと「ちゃんとできてるよ」という意味で、スキズのメッセージ性が凝縮された楽曲のひとつ。
「初めてじゃん!大丈夫大丈夫!」というニュアンスで始まる歌詞は、はじめての経験や失敗に対して優しく背中を押してくれるような内容になっています。
これ、子どもだけじゃなくて「できて当たり前」が増えてしまった大人にこそ響くって言われていて…確かに、大人になると誰かに「大丈夫だよ」って言ってもらえる機会ってほぼなくなりますよね。
ソフトプレイリストではまず間違いなく定番に入ってくる一曲です。
Sunshine
「Sunshine」という曲名のとおり、明るく前向きな雰囲気の優しい曲です。攻撃的な音はいっさいなく、陽だまりの中にいるような温かいメロディが心地いいんですよね。
落ち込んでいるときよりも穏やかな午後にのんびり聴きたいような一曲。気分転換にちょうどいい感じ。
You Can STAY
バラード調の楽曲で優しいサウンドから始まり、心が落ち着く雰囲気が特徴的です。
「そこにいていいよ」というメッセージを持つ歌詞は、孤独を感じているときに特に響くと評判で、この曲を聴いてちょっと救われた気持ちになれた、という声もよく見かけます。
Mixtapeシリーズの穏やかな曲
Mixtape: Oh
Mixtapeシリーズはスキズメンバーたちが自分たちで制作した楽曲群ですが、中でも「Mixtape: Oh」は柔らかいサウンドで多くのファンに愛されています。
感情の機微を表現した歌詞が特徴的で、派手な演出はなくシンプルに聴かせてくれる一曲。スキズのセルフプロデュース力の高さがよく伝わってくる曲だと思います。
Mixtape: On Track
穏やかなテンポで「前に進んでいる」感覚を表現した楽曲。どんな状況でも自分の道を歩いていくという強さを、力みすぎず優しいトーンで伝えているのが印象的でした。
ソフトプレイリストを作るなら、個人的にはぜひ入れておきたい一曲です。
Mixtape 2
ゆったりとしたビートと内省的な歌詞が印象に残る一曲。
スキズの素の感情が詰まっているような感じがして、ファンの間では「スキズの本音が聞こえる曲」として親しまれているみたいです。
心がじんわりする「ジーンとくる系」の曲
Scars
日本向けシングルとしてリリースされた楽曲で、スキズのTHE FIRST TAKEでも披露されました。傷を「努力・涙・汗の証」として、夢に向かって諦めない姿勢を力強く、それでいて感動的に歌い上げています 。
「僕なら大丈夫」というフレーズが胸を打つと評判で、実際に聴いてみるとなかなかくるものがあります。
Sorry, I Love You
タイトルだけで切なさが伝わってくるこの曲は愛情と後悔が混ざり合った感情を静かに表現した楽曲です。
ボーカルの温かみが全面に出ており、激しいラップパートなどはほぼなく、ひたすら情感たっぷりに聴かせてくれます。
恋愛曲としてというより、誰かへの複雑な気持ちを整理したいときに聴くのがいいかもしれません。
Neverending Story
ファンから「人生で一番好きなK-POPソング」と言われるほど感情に訴えかける楽曲 。
壮大さの中にもどこか優しさがあって、聴き終わった後に静かな余韻が残ります。
これはちょっと不思議な曲で激しくもなく、かといって単純にしっとりしているわけでもない。独特の空気感がある曲だなと感じています。
アルバム収録の隠れた優しい名曲
| 曲名 | 収録アルバム / 発売時期 | 雰囲気の特徴 |
|---|---|---|
| Levanter (바람) | Clé: LEVANTER (2019) | 自己発見・解放感・清々しい |
| Secret Secret | NOEASY (2021) | 雨の夜・感情的・叙情的 |
| Gone Away | GO生 (2020) | 別れ・喪失・穏やかな哀愁 |
| Grow Up | SKZ2020 (2020) | 応援・温かみ・励まし |
| Sunshine | ODDINARY (2022) | 明るく前向き・陽だまり感 |
| You Can STAY | ODDINARY (2022) | 孤独に寄り添う・落ち着く |
| Sorry, I Love You | IN生 (2020) | 切ない・感情たっぷり |
| Ex | MIROH (2019) | 内省的・柔らかいサウンド |
| My Universe | GO生 (2020) | 温かみ・穏やか |
| Insomnia (불면증) | SKZ2020 (2020) | 美しい高音・洗練された雰囲気 |
| Astronaut | IN生 (2020) | 空想的・温もりある |
| Here Always | SKZ2021 (2021) | 側にいる安心感 |
| Another Day | ODDINARY (2022) | 穏やか・内省的 |
| Star Lost | MAXIDENT (2022) | 叙情的・夜に聴きたい |
| Blueprint | GO生 (2020) | 夢を描く・じんわり系 |
| Haven | IN生 (2020) | 安らぎ・心地よさ |
| 24 to 25 | SKZ2021 (2021) | クリスマス・ウィンターバラード |
| Lose My Breath | 5-STAR (2023) | スローバラード・感情豊か |
| The View | MAXIDENT (2022) | ゆったり・風景が浮かぶ |
STAYがすすめる「深夜に聴きたい」曲たち
ファンコミュニティの中で特に「深夜に聴くと泣ける」として挙げられるのが、SLUMPとI Am You(Ballad Ver.)の2曲 。
SLUMPは気力が尽きて何もできない「スランプ」の状態を正直に吐き出した楽曲で、「わかりすぎてつらい」という反応が続出しています。
それに対してI Am You(Ballad Ver.)はピアノを基調としたアレンジで、通常バージョンとはまったく違う優しさがあります。
同じ曲なのにここまで雰囲気が変わるのか、と驚いた記憶があります。
原曲を好きな人ほどバラードバージョンを聴いたときの衝撃が大きいかもしれません。
ほかにも、Mixtape: OhとCloseはただ耳に心地いいだけじゃなくて、歌詞を読むと報われた気持ちになれると、ファンの間でじわじわ支持されています 。
スキズの「優しい曲」がもつ共通点
スキズのソフト系楽曲はただメロディが穏やかなだけじゃないんですよね。
自己成長・傷・仲間・恋・孤独、テーマはさまざまですが、どれも「あなたのことをちゃんとわかってるよ」という温かさが根底に流れているように感じます 。
まあ、完全に個人的な意見ですけどスキズの優しい曲が特別に響く理由って、メンバー自身が歌詞を書いていることが多くて、実体験に近い感情がそのまま乗っかっているからじゃないかなと思うんです 。
聴いていて「作られた感」がない。だから刺さる。
はじめてスキズのソフト系を聴くなら、Levanter・Secret Secret・Grow Upあたりから入ってみると、優しいスキズの世界にどっぷりハマれると思いますよ 。
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