この記事を読めば韓国代表MFイ・ジェソン(이재성)の基本プロフィールから現在の活躍、プレースタイルの秘密まで丸ごとわかります。
「名前は聞いたことあるけど、どんな選手なんだろう?」
という疑問をお持ちの方に向けて実際に調べてみてわかったことをシェアしますね。
イ・ジェソンの基本プロフィール
まずは基本的なデータを整理しておきます。
意外と知られていないことも多いのでここだけでもサクッと読んでみてください。
選手データ一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 李在成(이재성) |
| 生年月日 | 1992年8月10日 |
| 年齢 | 33歳 |
| 出身地 | 韓国・蔚山広域市 |
| 身長/体重 | 180cm/70kg |
| ポジション | MF(攻撃的MF・セントラルMF・ウイング) |
| 利き足 | 左足 |
| 所属クラブ | FSVマインツ05(ドイツ・ブンデスリーガ) |
| 背番号 | 7 |
| 代表歴 | 韓国代表(国際Aマッチ101試合・15得点) |
蔚山生まれ、高麗大学校卒のエリート
イ・ジェソンは韓国・蔚山広域市の出身です。
蔚山というと現代自動車の企業城下町として有名ですがサッカーの街でもあって、全北現代モータースや蔚山現代FCなどKリーグを代表するクラブがある地域なんですよね。
なかでも彼が進学した高麗大学校、韓国のサッカー界ではかなり名の知れた名門校。
そこで頭角を現して全北現代モータースに入団したわけですが、当時の注目度の高さは「自由獲得枠での逆指名」みたいなものだったと言われています。
もともとポテンシャルはずば抜けていたんでしょうね。
キャリアの歩み 韓国からドイツへ
キャリアを追っていくと決して華やかな「スーパー速移籍」ではなかったのが正直な印象です。
でもそれが逆に、地に足のついたプロとしての歩みを感じさせてくれるんですよね。
全北現代モータース時代(2014〜2018年)
2014年に全北現代モータースに入団してから、彼のキャリアはじわじわと上昇していきます。
2015年にKリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞。
翌2016年にはAFCチャンピオンズリーグ制覇に貢献し、FIFAクラブワールドカップにも出場を果たします。
ここだけ切り取っても十分すごいんですが、さらに2017年にはKリーグ全体のMVPも受賞するという、もう完全に韓国国内では別格の選手になっていくわけです。
ちなみに2014年のアジア競技大会でチームが金メダルを獲得したことで兵役免除を取得しています。
これがどれだけ重要かというと…韓国の男性には原則2年近くの兵役義務があって、プロ選手にとってはキャリアを大きく中断させる要因になりえるんですよね。
だから韓国の選手たちにとってアジア大会の金メダルは、スポーツの名誉だけじゃなくて「キャリアを守る手段」という側面もある。
イ・ジェソンはその権利を若い頃に確保できたので、欧州でも思い切りサッカーに専念できる環境が整っていたわけです。
これ、結果論じゃなくてかなりでかいことだと思っています。

ホルシュタイン・キール時代(2018〜2021年)
2018年7月、26歳でドイツ2部リーグのホルシュタイン・キールへ移籍します。
正直、「なんで1部のクラブじゃないの?」と思った方もいるんじゃないでしょうか。
あくまで私の見立てなのですが、当時の彼はKリーグMVPとはいえ「ヨーロッパでの実績がゼロ」という状態だったので、いきなり1部で即戦力扱いは難しかったんだと思います。
2部からスタートして実力を証明するというのはある意味では賢明な選択だったのかもしれませんね。
キールでの3シーズンのリーグ戦成績を見てみると。
| シーズン | 試合数 | ゴール |
|---|---|---|
| 2018-19 | 29試合 | 5ゴール |
| 2019-20 | 31試合 | 9ゴール |
| 2020-21 | 33試合 | 5ゴール |
特に2019-20シーズンの9ゴールは印象的でした。
MFとしてはかなりの得点力ですし、この実績がマインツ移籍に直結したのかなというのが私の感想です。
マインツ移籍後(2021年〜)
2021年7月にFSVマインツ05に移籍してついにブンデスリーガ1部の舞台へ。
そこからが本当にすごくて。1部デビューのシーズンからすぐに主力に定着して、2022-23シーズンは34試合に出場して7ゴールを記録します。
欧州でよくある「移籍したけど出場機会がなくて…」というパターンとは無縁の活躍ぶり。2025-26シーズンも37試合・31先発と変わらず中心選手として使われています。
推定年俸は約264万ユーロ、日本円にするとおよそ4億4880万円。
欧州で活躍するアジア人選手としてはかなり高い水準でそれだけクラブからの評価も高いということだと感じています。
プレースタイルと強みの秘密
ここが個人的に一番気になっていたところ。調べれば調べるほど「あ、ただの上手い選手じゃないんだ」と思うことが多かったです。
左足と視野の広さが生み出すチャンスメイク
イ・ジェソンの最大の武器は精度の高い左足から繰り出されるパスとシュートです。視野が広くて、ちょっとした隙間に正確にパスを通せるタイプ。
ポジション的にはトップ下や左ウイング、右サイドでのカットイン、さらにボランチまでこなせる万能型MFで、監督からすると「どこにでも置けて、どこでもクオリティを出してくれる」という意味でめちゃくちゃ重宝される選手なんだと思います。
こういうタイプってチームが苦しい時期に特に輝くんですよね。
O脚を武器に変えた話が、個人的にすごく刺さった
イ・ジェソンは極端なO脚として知られています。膝の近くに大人の拳が入るほどの開き具合だと言われていて、普通に考えると「スピードが落ちそう」「力が外に逃げそう」という感じがしますよね。
ところが彼はインタビューでこんなことを語っています。「足の間にボールを置いてキープすると、足が内側に入ることで角度がついて、相手が奪いにくくなる」と。
…これ、すごくないですか?
欠点を「なんとかカバーしよう」じゃなくて、「これ、実は使えるんじゃ?」に発想を転換しているわけで。
アスリートとしての知性というか、自己分析の深さというか。
肌感で言うとこういう「弱点を個性にする思考」って一流と二流を分ける部分な気がしています。
まあ、個人的な意見ですけど。
献身性とチームへの馴染み方
体力面でいうと豊富な運動量と粘り強い守備でも知られています。
華やかなスター系の選手というよりは、チームのために走れて、ムードを作れるタイプ。
韓国に帰省した際に学生たちと気さくに交流するエピソードもあって、人柄の良さがにじみ出てくる感じがします。
マインツという、ビッグクラブではないけれど組織力の高いチームで長く愛されているのも、そういう人間性が関係しているのかもしれません。
韓国代表での実績
「クラブでは活躍しているけど、代表ではどうなの?」という疑問もあると思うので、そこも掘り下げてみますね。
ワールドカップ3大会連続出場という事実
2018年ロシアW杯、2022年カタールW杯に続き、2026年北中米W杯でも韓国代表に選出されています。
国際Aマッチ101試合・15得点という数字は33歳という年齢と合わせて考えると「韓国代表の長期にわたる主力」であることを示しています。
100試合超えって代表チームでもかなりの信頼がないと積み重ねられない数字ですよね。
正直、ここまでの代表キャリアを積んでいるとは最初知らなくて調べてちょっと驚きました。
2026北中米W杯でのポジション
2026年5月16日に発表された韓国代表26名のメンバーに選出。ソン・フンミン(ロサンゼルスFC)やイ・ガンイン(パリSG)などと並ぶ形で名前が入っています。
グループステージはメキシコ・南アフリカ・チェコと同組で攻撃面ではイ・ガンインとともにチャンスを生み出す役割が期待されているはず。
あくまで私の考えですがイ・ジェソンの万能性とイ・ガンインの個人技が噛み合えば、グループ突破も十分狙えるんじゃないかと思っています。
33歳での3大会連続出場というのは単に選ばれただけじゃなくて「まだチームに必要とされている」という意味ですから。
まとめ
- イ・ジェソンは1992年生まれ、マインツ05所属の韓国代表MF(背番号7)
- 2014年アジア競技大会での金メダルにより兵役免除を取得し、欧州でのキャリアを自由に積み上げることができた
- 26歳でドイツ2部のキールに移籍後、着実にステップアップして1部マインツの主力に定着
- O脚を逆用したボールキープ術など弱点を強みに変える知性が際立つプレースタイル
- 国際Aマッチ101試合・15得点を記録し、2026北中米W杯メンバーにも選出された
- 推定年俸は約4億4880万円と欧州で活躍するアジア人選手として高い評価を受けている
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