この記事を読めば菓子研究家として活躍する藤野貴子さんの生い立ちから家族構成、フランス修業時代のリアルな話、そして今のお菓子教室の雰囲気までひとまとめでわかるようになっています。
「テレビや本でよく名前を見るけど、実際どんな経歴の人なんだろう」
「なんで家庭のお菓子とフランス菓子を両方教えてるんだろう」
って気になったこと、ありませんか。
私も最初に名前を知ったとき正直そこが気になって、けっこう本気で調べてみました。
藤野貴子さんの基本プロフィール
まずは全体像をつかんでおきたいので、わかっている情報を表にまとめてみました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 藤野貴子(ふじのたかこ) |
| 生年月日 | 1988年5月16日 |
| 年齢 | 38歳 |
| 出身地 | 東京都 |
| 肩書き | 菓子研究家、おかし探求家 |
| 拠点 | キッチンスタジオ&コーヒースタンド「カストール」(東京都中央区日本橋) |
| 主な活動 | お菓子教室主宰、レシピ提供、著書出版、メディア出演 |
| 父 | 藤野賢治氏(フレンチシェフ) |
| 母 | 藤野嘉子氏(料理研究家) |
料理人一家で育った子ども時代
正直、ここが一番おもしろいところだと思っています。だって普通、両親のどちらかが料理人ってだけでもかなり珍しいのに、藤野さんの家は両親どちらもプロなんです。
父はフレンチシェフ、母は料理研究家という環境
藤野貴子さんの父・藤野賢治さんはフランス料理のシェフ、母・藤野嘉子さんは料理研究家という、家族全員が食の世界にいる家庭で育っています。
父の賢治さんは1952年福岡市生まれで、大学在学中にフレンチに魅了されて、六本木の名店「レジャンス」や「ビストロ・ロテュース」で修業したのち、1984年に代々木上原で自身の店「カストール」を開いたそうです。
母の嘉子さんは学習院女子高等科を卒業後、香川栄養専門学校の製菓科に入り、「キューピー3分クッキング」のアシスタントを経験してから1985年にフリーランスの料理研究家として独立しています。
こういう経歴を見ると「あ、なるほど、両方本格派なんだ」って納得しますよね。
小学4年生でカストールでお菓子を販売していた
藤野さん自身が語るところによると、両親が多忙だったこともあって、小学生の頃から自分のおやつを自分で作る子ども時代を過ごしていたみたいです。
それで小学校4年生の頃には、見よう見まねで作った手作り菓子を父の店「カストール」で実際に販売するお手伝いを始めています。
これ、けっこうすごい話だと思うんですよ。
普通の小学4年生って、まだお菓子を「売る」なんて経験しないですよね。
早い段階から「作る」だけじゃなく「売る」という商業的な視点も自然と身についていたのかもしれません。
父のお菓子と母のお菓子、二つの異なるアプローチ
本人の言葉として印象的だったのが父の本格フレンチ菓子と母の家庭的なおやつが対照的だったという振り返りです。
母のレシピについては「永遠のおやつ」と表現していて、この言葉選びだけでもかなり愛情がこもっているのが伝わってきます。
フランス渡仏で積んだ現場経験
大学を出たあとの動きが実はこの人の経歴の中でも一番濃い部分だと個人的には感じています。
パリの老舗レストランでパティシエールに
大学卒業後は父の店カストールでデザートを担当したのち、2014年にフランスへ渡っています。
パリのセーヌ川沿いにある老舗レストラン「ラペルーズ」で、パティシエールとしてデザート担当を務めました。
このラペルーズというお店、スフレが名物として知られているらしくて、要するに火加減や膨らませ方など、かなり繊細な技術が求められる現場だったんじゃないかなと思います。
フランス各地を巡って郷土菓子を学んだ理由
パリ勤務と並行して、月に1回はフランス各地を巡って地方の郷土菓子を学んでいたことも紹介されています。
ここ、正直言うと最初「なんでわざわざ月1で地方まで行くんだろう」って思ったんですが、たぶんパリの一流レストランだけだと「洗練された技術」は学べても、フランスの家庭に根付いた素朴な菓子文化までは触れられないからなのかなと。
あくまで私の推測なので、その点はご了承ください。
帰国後のカストールでの活動
フランスから戻ったあとの拠点が日本橋にある「カストール」です。
二つのお菓子教室を同時に主宰
「藤野貴子のお菓子教室」と「簡単まじめおかし教室」という毎月1種類ずつの教室を主宰していて、さらに父・賢治さんのフレンチ料理教室でデザート担当も務めています。
「本場のフランス菓子」と「家庭のおやつ」を両立させるというスタイルは、彼女の子ども時代の経験そのものが土台になっているんだろうなと感じます。
家族3人でのYouTubeチャンネル運営
父・賢治さん、母・嘉子さんと一緒にYouTubeチャンネルを運営していることも判明していて、自宅キッチンでもできる料理やお菓子を親子3人で紹介しているそうです。
家族全員が同じ業界のプロというのはかなり珍しいケースだと思うんですが、それぞれ専門分野が違う(父はフレンチ、母は家庭料理、娘はお菓子)というバランスの良さが、この親子YouTubeを成立させている理由なのかなと思いました。
テレビや雑誌での活躍と著書一覧
メディアでの露出も多くて、レシピ本もかなりの数を出版しています。
NHKきょうの料理をはじめメディア出演多数
NHK「きょうの料理」ではこれまでに22品のレシピが公開されているほか、クロワッサンオンラインのインタビューではサブレとお茶の関係性について語っています。
キッコーマンのKCC料理講習会にも講師として登場していて、グルテンフリーなど健康志向を意識したバレンタインスイーツを紹介した実績もあります。

重版を続ける代表作
代表作『これがほんとのお菓子のきほん』は6刷という重版を重ねているロングセラーです。
学研から出版された『THEシンプル焼き菓子』は2021年1月発売、定価1400円+税で、最小限の材料と手順で美味しさを引き出すコツをまとめた一冊です。

ほかにも『THEフルーツストック』『LEMON DESSERT』『濃いめがおいしい至福のプリン』『季節を彩るくだものレシピ帖』など、テーマを絞った実用書を複数刊行しています。
家族構成とプライベートについて
ここは調べていて個人的にちょっと踏み込んでいいのか迷った部分でもあります。とはいえ、公開されているインタビュー記事の情報なので事実として触れておきます。
パートナーとの暮らしについて公にしている
藤野さんは自身のセクシュアリティについて、パートナーの森本曜子さんと一緒に暮らしていることを公にするインタビュー記事に登場しています。
この記事では「私たち」という意味を込めた飼い猫の名前についても語られていて、日常を大切にしている様子が伝わってきます。
プライベートな部分ではありますが本人が公開の場で語っている内容なので、事実として紹介しました。

藤野貴子さんの菓子作りに見える独自の視点
最後にこれまでの経歴を振り返って感じたことをまとめておきます。
難しいお菓子を簡単にする、簡単なお菓子を丁寧にする
本人の言葉として難しいお菓子はコツを使えば簡単に作れるようになる、という考え方が紹介されています。
逆に簡単なお菓子でも素材選びを丁寧にすればぐっと魅力的になるという、両方向のアプローチを持っているのも特徴的です。
「難しいものを簡単に、簡単なものを丁寧に」
という発想こそ、他の菓子研究家にはあまり見られない独自の視点だと思います。
フランス仕込みの本格技術を知っているからこそ、家庭でどこを簡略化しても美味しさが保てるかがわかるんじゃないでしょうか。
あくまで私の見立てですけどね。
まとめ
- 1988年5月16日東京生まれ、父はフレンチシェフ、母は料理研究家という料理人一家出身
- 小学4年生から父の店カストールで手作り菓子の販売を手伝っていた
- 2014年に渡仏し、パリの老舗レストランラペルーズでパティシエールとして経験を積んだ
- 月1回フランス各地を巡り郷土菓子を学んだ
- 帰国後は日本橋のカストールを拠点に二つのお菓子教室を主宰している
- 父母娘3人でのYouTubeチャンネルも運営中
- 『これがほんとのお菓子のきほん』は6刷重版のロングセラー
- パートナーとの暮らしも公のインタビューで語られている
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