EJAE(イジェ)はNetflixアニメ『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ(KPop Demon Hunters)』で架空ガールズグループ「HUNTR/X」のリーダー・ルミの歌声を担当したボーカル/ソングライター/プロデューサー。
Red VelvetやTWICE、aespaなどK-POP有力アーティストのヒット曲にも関与し、映画では「Golden」「How It’s Done」「Your Idol」などを作詞作曲・歌唱で牽引。サウンドトラックは配信後に大反響を呼び、EJAE自身の評価も一気に国際的に拡大しました。
EJAEとは?(プロフィール早見)
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 本名/表記 | Kim Eun-jae(김은재)/EJAE(イジェ) |
| 生年月日・出身・国籍 | 1991年12月6日(34歳)・韓国ソウル出身・韓国系アメリカ人(Korean-American) |
| 身長・学歴 | 身長174cm(公称)/NYU Tisch School of the Artsで学ぶ旨の経歴報道あり |
| 現在の拠点・所属 | 米国ニューヨーク(ブルックリン拠点との紹介あり)/ソングライター・ボーカルプロデューサーとして活動 |
| 公式SNS | Instagram:@ejae_k(フォロワー増加が話題) |
| 代表クレジット | ・Red Velvet「Psycho」共同作詞作曲(ブレイクスルー) ・Red Velvet「Birthday」 ・aespa「Drama」 ・映画『KPop Demon Hunters』「Golden」「How It’s Done」「Your Idol」(ソングライター/ボーカル) |
経歴(時系列で分かるストーリー)
幼少期〜練習生期
ソウル生まれ。大手・SMエンタテインメントで約10年にわたり練習生としてトレーニングを受け、グループおよびソロでのデビュー準備を重ねるも、当時は「年齢」を理由に正式デビューに至らず、2011年に退所。
その後は米国に拠点を移し、NYU Tischで学んだと報じられています。練習生としての蓄積はボーカル・言語・カルチャー理解に直結し、のちの詞曲と歌唱演技の基盤になりました。
作曲家・ボーカルプロデューサーとしての転機
卒業後は作家・プロデューサーへ転身。メンターのAndrew Choiと出会い、2017年前後のSMソングライティング・キャンプを機に本格化。
ブレイクの決め手はRed Velvet「Psycho」のトップライン参加で、これを機にSM作品での関与が広がります。その後、KドラマOSTやaespa「Drama」、Red Velvet「Birthday」などを重ね、K-POP主要どころで存在感を高めました。
国際的活動の加速
パンデミック期以降も英語と韓国語の両言語で書ける強みと、練習生時代の知見を活かしたボーカル演出力が評価され、海外クリエイティブチームとの共作や米国拠点での制作が拡大。
ニューヨークの自宅スタジオからのインタビューも行われ、グローバル配信時代のソングライティングで存在感を高めます。
『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』参加
参加経緯は作曲家Daniel Rojasの招きでプリプロ期からソングライター/ボーカルプロデューサーとして合流し、その後、音楽統括のIan Eisendrathとともにストーリーに沿う楽曲設計を推進。最終的に主人公格・ルミの“歌声の俳優”もEJAEが務めることになりました。
劇中キャラクター(ルミ)とのシンクロと制作裏話として、EJAEは「歌は演技」と語り、シーンの感情変化(落ち込み、希望、殻を破る瞬間など)に合わせてボーカルの息遣い・ハーモニーを作り込んだと説明。
とくにクライマックス曲「This Is What It Sounds Like」や「Golden」では、彼女自身の挫折と覚悟がボーカルの表情に投影され、強い没入感を生みました。
サウンドトラックは配信直後から各国で話題となり映画自体もNetflixアニメとして記録的ヒットを更新。「Golden」はチャート面でも大健闘し、EJAEの認知を世界規模で押し上げています。
HUNTR/X(ハントリックス)とEJAEの関係
劇中の役割
『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』ではHUNTR/Xのリーダー・ルミの“歌声”をEJAEが担当していて、劇中のパフォーマンスや心情の山場をボーカルで演じ切っています。
EJAE自身が作詞・作曲にも深く関わっているため、ルミの成長や覚醒がボーカルの息遣い・抑揚・ハーモニーにまで反映され、歌が物語と一体化して感じられるのが大きな魅力です。
参加曲一覧
公式トラックリストではHUNTR/X名義の主要曲として「Golden」「How It’s Done」「Takedown(HUNTR/X ver.)」「What It Sounds Like」が並び、デュエット曲として「Free(Rumi&Jinu)」も収録されています。
「Your Idol」は敵対するボーイズグループ“Saja Boys”の劇中曲で、サントラのキートラックとして話題になりました。
なお、HUNTR/Xのパフォーマー表記は「EJAE、Audrey Nuna、REI AMI」で統一されており、劇中の歌唱実体(シンガーボイス)を明確に示しています。
制作体制:作詞・作曲・ボーカルプロデュースでの関与範囲
EJAEは「Golden」「How It’s Done」「Your Idol」など複数曲のソングライターとして参加しつつ、ルミの歌声を担当する“シンガー”でもある二重の役割を担いました。
制作全体ではTEDDY、24、KUSH、Lindgren、Jenna Andrews、Stephen Kirk、Mark Sonnenblickらが作家/プロデューサーとして連なり、音楽監督のIan Eisendrathが映画文脈とヒット性の接続をリードする体制で、K-POPとミュージカルの両立を志向しています。
他のボーカル担当
ボーカルの“配役”は明確でルミ=EJAE、ミラ=Audrey Nuna、ゾーイ=REI AMIという分担が公式に案内されています。
この3名がHUNTR/X名義曲の歌唱を担い、Jinuとのデュエット「Free」ではEJAEとAndrew Choiが歌唱クレジットに記載されます。
一方で「Your Idol」などSaja Boys側の歌唱はAndrew Choi、Neckwav、Kevin Woo、samUIL Leeらのボーカリスト陣が担当し、劇中の対立軸を音色面でも鮮やかに描き分けています。
ファンダムでの評価・SNSトレンド
サウンドトラックは配信直後から各国でバズを起こし、Netflixのグローバル視聴トレンドと連動して拡散しました。『KPop Demon Hunters (Soundtrack from the Netflix Film)』はBillboard 200で初登場トップ10入り(No.8)後に最高位No.3まで上昇し、2025年のアニメ系サントラで最高水準の成果として位置づけられています。
中でも「Golden」は目玉曲として急伸していてメディア特集や反応動画が相次ぎ、一般リスナー層でもサビの“Up, up, up”が耳馴染みのフックとして浸透していきました。
コミュニティでは“パーフェクト・オールキル”に関する言及まで出るなど話題性が継続し、EJAE個人のフォロワー増加・露出拡大にも直結しています。
代表作やクレジット
K-POPへの提供/共作
EJAEはK-POPメジャーのヒット群にも関わっていて、Red Velvet、aespa、TWICE、LE SSERAFIM、Kep1er、Billlieなどへの提供・共作がプロフィールや各種インタビューで確認できます。
特にRed Velvet「Psycho」やaespa「Drama」などのキータイトルで名が挙がり、トップラインとボーカル演出の強みが潮流曲に乗る形で実績化されてきました。
デモボーカルで知られる楽曲
EJAEは練習生由来の発声コントロールと表情付けを活かしたデモ提供・ボーカルディレクションでも評価が高く、K-POP側へは歌唱の“演出”まで踏み込む制作がしばしば語られています。
メディア取材では映画曲群のプリプロ段階から歌の演技を織り込む進め方が言及され、デモの時点で物語的ダイナミクスを作り込んでいった様子が伝わります。
HUNTR/X名義曲
公式のトラックリスト上、HUNTR/X名義の主力曲は「How It’s Done」「Golden」「Takedown(HUNTR/X ver.)」「What It Sounds Like」で、ボーカルはEJAE・Audrey Nuna・REI AMIのトリオ表記です。
劇中での存在感とサブスクでの聴取動線が一致しており、映画視聴後にそのままOSTで“推し曲”を回せる仕様になっています。
チャート実績
2025年6月20日の映画公開以降、サウンドトラックはBillboard 200で初登場No.8、その後No.3に上昇し、2025年のアニメ系サントラで最高クラスの成績と報じられました(People、2025年7月14日基準の解説)。
リード曲「Golden」はストリーミング各所でキラー曲として躍進し、特集記事でも“サウンドトラックの突出曲”として扱われています(配信は7月4日シングル展開の記載あり)。
YouTubeや反応動画の歌ってみた/レビューも活発でコア層からライト層まで波及する拡散動態が観測されました。
制作スタイルや強み
ボーカルプロデュースの特徴
EJAEは“歌で演じる”設計に長けていて、コーラスの重ね方や倍音の作り込み、ブレスと語尾の表情でキャラクターの心情変化を聴かせるのが持ち味です。
特に「Golden」ではサビのコーラス群が高揚感の“壁”を形成し、ブリッジで孤独や不安を垣間見せてから再上昇する構成が聴覚的にもドラマとしても機能するようデザインされています。
ソングライティングの傾向
トップラインは短い反復フレーズで強い鉤(フック)を作り、リズムはシンコペーションの小気味よさと大きな拍の“踏み込み”を共存させるのが特徴的です。
言語面では英語主体の表現で国際的普遍性を確保しつつ、K-POP的な発音の切れ味とアクセント配置で“踊れる”旋律線に落とし込むバランス感覚が際立ちます。
サウンドリファレンス
プロダクションはTEDDYや24、Lindgrenらの手腕も相まって、モダンR&Bの艶、ポップの万人性、EDM由来のビルド&ドロップ感をブレンドし、映画文脈でも単体のヒットトラックとしても成立する質感に仕上がっています。
この二重適合を意識した設計がストーリー抜きでも聴けるし、観るとさらに沁みる──という二段階の体験を支えています。
キャラクターの声色づくり
EJAEは自身の練習生時代の経験を引き寄せ、完璧主義と葛藤を抱えるルミの“芯の強さ”と“脆さ”を同居させる声色を選択しました。
胸声とヘッドのスイッチ、息の混ぜ方、語頭の柔らかいアタックなど、ミクロな設計がキャラの輪郭を濃くし、シーンの感情線と一致するよう緻密にコントロールされています。
インタビューでの名言・制作裏話
「ルミの物語は自分の物語」という趣旨の発言など、本人コメントの引用
EJAEは取材で「ルミの完璧主義や不安は自分の練習生時代と深く重なる」と語り、“Goldenは当時の自分に必要だった曲”だと心情を明かしています。
この自己投影が歌の演技としてのリアリティと説得力を生み、ルミの歌声に人間味を宿しました。
制作過程(締切、ディレクション、海外チームとのやり取り)
制作は5年規模の長期戦で深夜の修正ラウンドを重ねるほどディレクションが綿密に進行し、映画音楽としての機能とチャート適性の二律を満たすまで磨き込まれました。
音楽監督Ian Eisendrathや脚本・楽曲チームのMark Sonnenblickらと連携し、「物語の必然」と「K-POP的強度」を両立させるためのラベリングと再アレンジが段階的に行われています。
今後について(アルバム計画、コラボ希望など)
EJAEは映画を超えても成立する曲づくりをひとつの到達点としつつ、K-POPとシアトリカルな語りの橋渡しを広げていく意志を示しています。
メディアは「Golden」の象徴性やサントラの高実績を背景に、さらなる国際的コラボや映画音楽領域での横展開に注目しており、EJAEの次のステップがシーンの関心事になっています。
コメント