この記事を読めば2026年4月に起きたBTSのRM(ナムジュン)とジョングクをめぐる論争の全容と、ファンの間で意見が真っ二つに割れている理由がわかります。
K-POPを愛する方なら「え、これって本当に問題なの?」と感じるはずの複雑な構造をできるだけ公平に解説していきます。
事の発端はRolling Stoneのインタビュー
BTSが世界同時特集された中で出た発言
2026年4月13日、米Rolling Stone誌がBTSの全世界16カ国同時特集を掲載しました。
新アルバム『ARIRANG』に合わせた大型企画で各メンバーの個別インタビューも含まれていたんですけど、そのRMのパートにちょっと問題になる発言があって。
内容を要約すると、RMが2023年のジョングクのソロシングル「Seven(feat. Latto)」の制作裏話を語ったというものです。

「f*ck」の一言をめぐる攻防
具体的に何を言ったのかというと。「Seven」のサビ、I’ll be f*ckin’ you right / Seven days a week という露骨な歌詞に対して、HYBEの幹部たちがかなり渋っていたらしいんです。
変更案が「loving you right」、つまりめちゃくちゃ穏やかな表現に差し替えようとしていた、というのがRMの証言で。
そのときRMは幹部たちにこう言ったそうです。
RM
レコード会社に言ったんだ。『変えないでください!なぜ?彼はもう大人です。Fワードを歌えます』ってね
…うん。これ、言い方によっては「メンバーへの愛」にも「余計なお世話」にも聞こえますよね。実際そこがこの騒動の本質な部分だと思っていて。
なぜ批判が起きたのか?
「ジョングクは自分で戦えた」という主張
批判の声の中心はジョングクをソロアーティストとして応援している一部のファン層。
彼らの主な主張はこういう感じです。
- ジョングクはソロアルバム『Golden』のすべての決定を自分自身で判断してきた
- RMが言うように「代弁が必要な状態」だったとしたら、ジョングクを無力に見せていることにならないか
- そもそもジョングク自身はこの件について一度も言及したことがなく、RMの話は嘘の可能性もある
SNS上では「Sevenの成功をまだ誰かが横取りしようとしてる」「この人、恥がない」といったかなり激しいコメントも飛び交っていたみたいです。
The bullshit this man keeps saying in every interview is embarrassing… https://t.co/vdVu4k232O
— Laura ✈️💺💜💚 (@bertu44085) April 17, 2026
でもジョングク本人は何て言ってた?
ここが個人的にいちばん気になったポイント。
同じRolling Stoneのインタビューでジョングク自身は露骨な歌詞について聞かれてこう答えています。
恥ずかしくなかった。ただ『だから何?』という気持ちだった
って。つまり彼はずっと自信を持っていた
RMが動いたかどうかに関わらず、ジョングクの内側では全く揺らぎがなかったわけでそれはそれでかっこいいなと思いました。
「Seven」の実際の成功規模
Spotify史上最速10億再生という記録
これ、正直ちょっと数字の規模感が大きすぎてよくわからなくなる話なんですけど。笑
「Seven(feat. Latto)」は2023年7月リリースでBillboard Hot 100で1位を獲得。
そして同年10月にはSpotifyの歴史上、最速で10億再生を達成した楽曲として記録されています。10億・・10億再生。数字として書くと改めて意味わからないですね。
だからこそ、「あの曲の歌詞変更を阻止したのは自分だ」という発言が本人の意図はともかくとして目立って聞こえてしまうのかもしれません。あくまで私の見立てですけど。
ARMY全体の反応は?
大多数はRMを擁護
批判の声が大きく見えるのはSNSの構造的なものもあって、実はARMY全体のトーンはかなりRMよりな感じです。
ジョングクがひとりで戦えたとしても、後ろで声を上げてくれる人がいることが大事なんじゃないか
メンバーの道を開いて後押しするのはやっぱりメンバー
という声がかなり多くて日本語ツイッターでもそういった感想が広がっていたのが印象的でした。
「ソロファン vs グループファン」の根深い対立
でも、私がこの騒動で気になってしまうのは実はここじゃなくて。その構造の話。
批判の多くは「ソロコク(ジョングクのソロ活動のみを応援するファン)」と呼ばれる層から出ていて、これって今に始まった話じゃないんですよね。
ジョングクに限らずグループメンバーがソロ活動を本格化させるにつれ、
「誰の功績か」
「グループに引っ張られるな」
みたいな議論がたびたび起きている。
2024年末にはジョングクの「Left and Right」のSpotify10億再生プレートに「BTS」名義がついていたことで炎上する事件もありました。
HYBEがジョングクのソロ活動を軽く扱っているという批判は以前から根強くあって、そういう蓄積された不満がRMの発言に一気に向いたというのが実態に近いのかなと思っています。
RMの発言は「嘘」だったのか?
現時点では証拠なしが正確な答え
ぶっちゃけここが一番大事な話。
RMの発言が虚偽であるという証拠は現時点では何もありません。
Rolling StoneのグループインタビューはBTSメンバー全員が同席した形式で行われており、ジョングクもその場にいました。
もし明らかに事実と違う話をしていたなら、ジョングックはその場で否定できたはず。
批判側の「ジョングクがこの件を一度も語ったことがない=なかったことだ」という論理も肌感で言うと少し飛躍している気がします。
語らなかった=なかった、には当然ならないので。
ただ、それを完全に証明することも難しい。そういう意味でこの件の「真実」は関係者しか知らないというのが正直なところですよね。
ジョングクは何も言っていない
ここもちょっとだけ気になってる。
ジョングック本人がこの件についてSNSや発言で何かを返した形跡は今のところないみたいです。
肯定も否定もしていない。
もし本当にRMの話が不快だったなら反応するだろうし、むしろ沈黙が「それで合ってます」のサインとも読めなくもない。というのはあくまで私の推測です念のため。
まとめ
- 2026年4月13日、Rolling Stone誌のBTS特集でRMが「Sevenの歌詞変更をラベルに反対した」と発言した
- この発言に対し、ジョングクのソロファンを中心に「手柄の横取りだ」「嘘だ」という批判が起きた
- BTS全体を応援するARMYの多くはRMを擁護し、メンバー間の絆として好意的に受け取っている
- 「Seven」は2023年にSpotify史上最速10億再生という記録を持つ大ヒット曲
- RMの発言が虚偽であるという証拠は現時点では確認されておらず、批判の多くは推測に基づいている
グループが軍から復帰し、アルバム『ARIRANG』で再び世界を席巻しようとしているこのタイミングに、このような分断が起きていることはファンダムの複雑さをあらためて浮き彫りにしています。
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