この記事を読めば赤坂の一つ星店「赤坂おぎ乃」を営む荻野聡士さんの経歴や人柄、そして父親が誰なのかまで、しっかり理解できると思います。
テレビでちらっと見かけて気になった方、予約前にどんな人が作っているのか知りたい方、正直こういう「気になるけど調べてもよくわからない」ってモヤモヤ、けっこうありますよね。
今回はそのモヤモヤを一つずつ解消していきます。
荻野聡士さんのプロフィール
まず基本情報を表にまとめておきますね。細かい年齢とかは西暦から逆算しているので、そこだけ念のため断っておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 荻野聡士(おぎのさとし) |
| 生年 | 1987年、東京都生まれ |
| 年齢 | 今年で39歳 |
| 肩書き | 「赤坂おぎ乃」店主 |
| 修業先 | 京都吉兆嵐山本店、銀座小十、銀座奥田 |
| 独立・開店 | 2020年3月、東京・赤坂 |
| 主な受賞 | ミシュランガイド東京2021・2022一つ星、The Tabelog Award2023Best New Entry |
| 父親 | 片岡鶴太郎さん(本人がテレビで公表) |
なんか、表にするとあらためて経歴の濃さにびっくりしますね。
荻野聡士さんの修業時代、ここが個人的にすごいと思った
正直に言うと和食の修業ってどこも大変そうというイメージしかなかったんですが、荻野さんの経歴を調べてみて、その中でも一段飛び出してる感じがしました。
京都吉兆嵐山本店で8年間
高校を出たあと寿司屋でのアルバイトがきっかけで料理人を目指すようになったそうです。
その後入ったのが、ミシュラン三ツ星の「京都吉兆嵐山本店」。
ここで8年間、和食の基礎を叩き込まれています。8年ですよ。学生時代の話は置いておいても、これだけでもう相当な重みを感じます。
季節や行事を料理で表現する「歳時記」の感覚に強く引き込まれたのも、この京都時代の経験だったといわれています。
この原体験が今の「赤坂おぎ乃」の料理観の土台になっているみたいなんですよね。
銀座小十で師匠・奥田透氏から受けた影響
京都のあとは上京して「銀座小十」で奥田透氏のもとで5年間研鑚を積みました。
荻野さん自身、今の料理の半分以上はこの奥田氏から受け継いだものだと語っているそうで、特に備長炭を使った焼き物の技術に強く影響を受けたとのことです。
師匠の焼いた料理でお客さんが感動する姿を見て、「料理一つで人を感動させられるんだ」って確信したというエピソードが、けっこう印象深かったです。

銀座奥田で30歳、料理長に
「銀座小十」の姉妹店にあたる「銀座奥田」では30歳の若さで料理長に抜擢されています。約3年間その大役を務めて、そこから独立への道を歩み始めたようです。
ここまでの流れを見るとけっこう順調にステップアップしているように見えますが、実際は相当なプレッシャーもあったんじゃないかなと想像します。あくまで想像です。
コロナ禍での開店、そしてわずか半年での一つ星
ここ、正直一番びっくりしたポイントです。ニュースとしてはシンプルに「一つ星取得」で終わってしまいがちなんですが、タイミングを考えるとかなり異例なことだと思うんです。
2020年3月、あえてのオープン
「赤坂おぎ乃」は2020年3月10日にオープンしています。もうこの時期、新型コロナの感染拡大がまさに始まったばかりのタイミングですよね。
飲食店にとって最悪ともいえる時期にあえて船を出したというのは、ちょっと無謀にも見えるし、逆にすごい胆力があるなとも思います。
開店からわずか9ヶ月ほどで一つ星獲得
そしてその年の12月に発表された「ミシュランガイド東京2021」で、日本料理部門の一つ星を獲得しました。開店から約9ヶ月ほど、コロナ禍のど真ん中でこの評価を得たというの、単純にすごいの一言だと思います。
しかも翌年の「ミシュランガイド東京2022」でも一つ星を継続して守り抜いています。
これって普通に考えたら異例な速さですよね。
正直「なんでこんな短期間で?」って気になって、丁寧な仕事ぶりが評判を呼んだからだろうという分析が多いんですが、実際のところ細かい理由まではメディアでも深く語られていないので、そこは推測の域だと思っておいてください。
The Tabelog Award2023でBest New Entry受賞
2023年には食べログユーザーの評価をもとにした「The Tabelog Award2023」でBest New Entryを受賞しています。
新規開店の店の中で選ばれる部門賞なので、開店から数年たっても評価が落ちていない、むしろ支持が広がっているということかなと思います。
荻野聡士さんの料理哲学は意外と深い
正直このパートが一番面白かったです。技術面だけじゃなく、考え方そのものにけっこう独自性がありました。
東京のど真ん中で「歳時記」を伝えたいという思い
荻野さんは「食事を通じて日本の歳時記を伝えたい」と語っています。
大都会・東京であえて日本の季節感や年中行事を料理で表現しようとする姿勢、これって現代の忙しい生活の中ではなかなか意識しづらいことだと思うんですよね。
だからこそ響く人が多いのかなという気もします。

八寸に込められた本来の意味
お店の価値観をもっとも表しているのが「八寸」という料理だそうです。
今の和食店では献立の最初に出すお店が多いんですが、本来の茶懐石では主人と客の緊張がほぐれてきた後半に出されるもので、酒を酌み交わしながら親交を深めるタイミングだったといいます。
荻野さんはこの伝統的な意味合いを大切にしていて、12カ月それぞれで器や食材を変えながら、お客さんが喜ぶ瞬間を作ることに情熱を注いでいるようです。
この部分、正直「へえ、そんな深い意味があったんだ」と驚きました。
荻野聡士さんの父親は片岡鶴太郎さん
ここ、以前は憶測扱いされがちだったポイントなんですが今回改めて調べたところ、はっきり確定していることがわかりました。
片岡鶴太郎さん自身がテレビで公表
2025年3月放送のTBS系「人生最高レストラン」で、MCの加藤浩次さんから「息子さんがミシュランで星を取っているって本当ですか」と聞かれた片岡鶴太郎さんが「三男が日本料理の料理人でして」と自ら明かしています。
しかも2022年7月には「あさイチ」で親子共演を果たしていて、2020年にも「あさイチ」に荻野さんが出演した際に片岡鶴太郎さんのご子息であることが番組内で公表されているようです。
ですので、これはもう憶測ではなく、本人と父親双方が認めている事実といえます。

「夜しかやってない」問題
ちなみにこのTBSの番組内で、地味に面白いやり取りがありました。
加藤浩次さんに「お父さんに食べてほしいんじゃないですか」と聞かれた片岡鶴太郎さんが「本当はね。でも私、夜、食べないもんですから」と答えたそうなんです。
片岡さんは1日1食、朝食のみの生活を送っているらしく、「赤坂おぎ乃」は夜営業のみのため、実の父親がなかなかお店に足を運べていないというちょっとしたエピソードでした。
正直こっちのほうが個人的には気になってしまいました、大きなニュースより小さな家族の話のほうが人間味あって好きなんですよね。
三兄弟の中の三男という立ち位置
片岡鶴太郎さんには3人の息子がいて、荻野聡士さんはその三男にあたるようです。
長男は元俳優、次男は画家として活動しているという情報が複数のメディアやまとめで見られますが、
こちらについては本人たちの公式なコメントというより周辺情報の積み重ねという印象なので参考情報として捉えていただければと思います。
テレビでも活躍する荻野聡士さん
お店の外での活動もけっこう幅広いんです。
NHKあさイチときょうの料理
「あさイチ」の料理コーナーに日本料理担当として出演したり、「きょうの料理」でも夏野菜を使ったレシピを紹介したりしています。
高級店の料理人がここまで家庭向けに寄り添ってくれるのってわりと珍しいんじゃないかなと思います。プロの技を家庭料理に落とし込む姿勢、個人的にはかなり好感度高いです。
赤坂おぎ乃の基本情報
最後に実際に行きたいと思った方向けにお店の情報をまとめておきますね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | 赤坂おぎ乃 |
| 所在地 | 東京都港区赤坂6-3-13 |
| アクセス | 地下鉄千代田線赤坂駅から徒歩1分 |
| 座席数 | カウンター7席 |
| 営業時間 | 17:30〜20:30、20:30〜23:00の2部制 |
| 定休日 | 日曜、月曜祝日 |
カウンター7席というかなりの少人数制なので、予約は早めに動いたほうがいいと思います。人気店ですし、当日ふらっと行くのはほぼ無理だろうなという印象です。
まとめ
荻野聡士さんについて今回わかったことをまとめておきます。
- 1987年東京生まれ、京都吉兆嵐山本店で8年、銀座小十で5年、銀座奥田で料理長として修業を積んだ
- 2020年3月コロナ禍のなか開店、わずか9ヶ月ほどでミシュラン一つ星を獲得し翌年も継続受賞
- 2023年The Tabelog Award2023でBest New Entry受賞
- 「食事を通じて日本の歳時記を伝えたい」という哲学のもと、八寸に本来の意味を込めている
- 父親はタレントの片岡鶴太郎さん、本人がテレビで公表済み
- NHKあさイチやきょうの料理など家庭向け発信にも積極的

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