この記事を読めばSIX LOUNGEの人気曲がどれなのか、そしてなぜあの「リカ」がバズったのか、その裏側までしっかりわかります。
正直「リカ」しか知らないという人、けっこう多いんじゃないでしょうか。私も最初はそうでした。
でも掘っていくうちに、ライブでの定番曲とランキング上位の曲が全然違うことに気づいて、ちょっとびっくりしたんです。
そのあたりの温度差も含めて今回はじっくりシェアしていきますね。
SIX LOUNGEって結局どんなバンドなの
正直、名前だけ聞くと洋楽っぽい響きですよね。でも実は大分発のかなり泥臭いロックンロールバンドなんです。
結成のきっかけは高校の練習室
ヤマグチユウモリさんとナガマツシンタロウさんは高校の同級生で音楽科のある大分県立芸術緑丘高等学校で出会っています。
ヤマグチさんいわく、練習室で
「めちゃくちゃドラムを叩いているやつがいて、すぐにバンドに誘った」
というのがきっかけだそうです。
なんか青春っぽいというか、こういう出会い方、私はけっこう好きです。
ベースのイワオリクさんは1つ下の後輩で何人か入れ替わりがあったのちに加入したという経緯みたいですね。

コピーバンドじゃなくオリジナル志向だった
普通、高校の軽音バンドって最初はコピーから入るイメージありませんか。
でもSIX LOUNGEは最初からオリジナル曲を作っていたそうで、コピーは2、3曲くらいしかやらなかったとヤマグチさんは語っています。
曲作りの経験もないまま「風呂入ってる間に歌詞つけてもらっていい?」みたいな感じで作っていたらしくて、なんかこのくだり、けっこう笑ってしまいました。
最初はもっとパンクっぽいバンド名だった時期もあったみたいでそこから今のストレートなロックンロールに変わっていったのだとか。
人気曲ランキングの実態
ここからが本題です。実際どの曲が支持されているのか、数字ベースで見ていきます。
1位はやっぱり「リカ」だけど背景が濃い
ランキングサイトの集計では「リカ」が1位で、続いて「メリールー」「キタカゼ」「言葉にせずとも」「朝焼けプロムナード」が上位に並んでいます。
ただ、この「リカ」が1位なのって、単純に曲がいいからというだけじゃないんですよね。
実はこの曲、2016年リリースの高校時代の曲でしばらくはほとんど反響がなく、ライブのセットリストから外されていた時期すらあったそうです。
それが2023年、aikoさんがテレビ番組『Love music』で「凄いと思った恋愛ソングの歌詞」として紹介したことで、一気にSNSで拡散されたという流れがあります。
ヤマグチさん自身も「僕たちにとっては数ある曲の一つだったので、逆にびっくりした」とコメントしていて、バンド側にとっても予想外のブレイクだったみたいです。
累計再生数は2.3億回を突破したというデータもあるのでバイラルの力ってすごいなと改めて感じます。
歌詞の解釈は人によってかなり分かれる
「リカ」の歌詞、<君だけは幸せにさせないよ/一緒に地獄をみよう>というフレーズがかなり強烈で、これを「狂気的な愛情」を描いた曲と捉える人も多いようです。
とはいえ音楽メディアのコラムでは、この歌詞を「愛する人と共に生きること」への真っすぐな想いとして読み解く見方も紹介されていて単純な狂気とは言い切れない側面がありそうです。
ここは正直、聴く人の経験や恋愛観によって解釈がガラッと変わる曲だと思います。
私は最初「怖い曲」だと思って聴いていたんですけど何度も聴くと、むしろ不器用な誠実さを感じるようになりました。あくまで個人的な感想ですが。
6位以降にも隠れた名曲が
6位には2025年のEP『燦燦』収録の「儚げブルー」が入っていて、比較的新しい曲なのに早くもランクインしているのが印象的です。
7位以降には「LULU」「俺のロックンロール」「最終兵器GIRL」といった初期のロックンロール色が強い曲が続きます。
ざっくりした感じで言うと、ランキング上位は歌詞や物語性が強い曲、下位のほうはよりシンプルに疾走感を楽しむ曲、という傾向がある気がします。
ここは細かく検証していないのであくまで肌感の話ですが。
ライブとCDで人気曲がまったく違う理由
これ、けっこう見逃されがちなポイントだと思うんですが、CDやストリーミングの人気曲とライブでの定番曲、実は結構ズレがあるんです。
演奏率トップは「トラッシュ」
ライブ情報サイトの統計によると過去のセットリストで演奏率が一番高いのは「トラッシュ」で、なんと93パーセントという数字が出ています。
続いて「僕を撃て」が79パーセント、「メリールー」が70パーセントです。「リカ」や「キタカゼ」がここに入っていないのが地味に興味深いところですよね。

なぜズレるのか、勝手に考察してみる
これはあくまで私の予想なんですけど、CDやSNSで人気の曲って、歌詞やメロディーのフックが強い曲が多い印象です。
一方でライブ定番曲って、生バンドで演奏したときのグルーヴ感とか観客との一体感を作りやすい曲が選ばれやすいのかもしれません
SIX LOUNGEはスリーピースにこだわっていて、ヤマグチさんも「バンドの方がかっこいい、特にライブってバンドの方がかっこいい」と語っています。
この価値観がライブでの選曲基準にも表れているんじゃないかなと思います。ここは完全に憶測ですが、そう考えるとしっくりくる部分があるんですよね。
「僕を撃て」がラスト、「メリールー」がアンコール
同じデータでは「僕を撃て」がライブのラスト定番曲、「メリールー」がアンコール定番曲という位置づけになっています。
ライブに行く予定がある人は、事前にこの2曲を聴いておくと、盛り上がりのタイミングが読めるのでおすすめです。
会場の一体感、けっこう変わってくると思います。
タイアップ曲から見える勢い
アニメとのタイアップがバンドの知名度を一気に押し上げた印象があります。
アニメ主題歌の実績
「キタカゼ」はTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』6期第2クールのエンディングテーマ、「言葉にせずとも」は2024年11月に『BLEACH(ブリーチ)』の主題歌に選ばれています。
人気アニメ2作品への連続起用って、正直すごい実績だと思います。
バンド側のコメントを見る限り、こうした機会をきっかけに新規リスナーが増えている実感もあるようです。
2025年以降も新曲リリースが続く
2025年10月にはEP『燦燦』がリリースされ、収録曲「ロックンロール」「おどるらいおんfeat.上野羽有音(TETORA)」「愛don’t OK」「儚げブルー」「ロリギャングスター」の全5曲が話題になりました。
TETORAとの初コラボ曲というのも、ファンにとっては大きなトピックだったんじゃないでしょうか。
さらに2025年12月に「儚げブルー」のシングル版がリリースされ、2026年発売の「さよならじゃない方がいい」も新しいアニメ主題歌として起用されています。
リリースペース、正直かなり早いなという印象です。
ここ最近だけでも新曲が途切れなく出ていて追いかけるのがちょっと大変なくらいです。
大分への愛が楽曲にも表れている
「kakegae」という曲はメンバーの故郷である大分市を舞台にした短編映画『デイズ〜かけがえのない日々〜』の主題歌として書き下ろされたそうです。
メンバー全員、大分在住のまま活動を続けていて、ヤマグチさんは「大分が過ごしやすい、圧倒的に時間がゆっくり流れている」と語っています。
東京での長期滞在は2週間が限界だとも話していてこういう地元愛って、曲の哀愁っぽい雰囲気にも影響しているのかもしれません。
これは私の勝手な想像ですけど大分という土地の空気感が、彼らのメロディーの隙間にじんわり染み込んでいる気がします。
初めて聴く人へのおすすめルート
最後にこれから聴き始める人向けのルートを提案しておきます。
まずはランキング上位から
「リカ」「メリールー」「キタカゼ」あたりから聴き始めるのが王道だと思います。
この3曲でバンドの持つ哀愁とロックンロールのバランス感が一気につかめるはずです。
次にライブ定番曲を聴く
ある程度気に入ったら「トラッシュ」「僕を撃て」も聴いてみてください。
CD音源とライブでの熱量の差、けっこう感じられると思います。
アルバム単位で聴くと発見が多い
2016年の1stアルバム『東雲』、2023年の4thアルバム『FANFARE』をアルバム単位で通して聴くと、時期ごとのサウンドの変化がよくわかります。
『FANFARE』にはストリングスを取り入れたバラードやR&B寄りの楽曲も入っていて、音楽的な幅の広さがそのままバンドの生命力になっているという指摘もあります。
個人的には初期のガレージロック感が強い『東雲』と、コラボ曲も含む最新EP『燦燦』を聴き比べると、成長の跡がすごく見えて面白いなと思いました。
まとめ
今回調べてみてSIX LOUNGEの人気曲って一言でまとめるのが難しいバンドだなと感じました。
- CDやSNSの人気曲は「リカ」「メリールー」「キタカゼ」「言葉にせずとも」が中心
- ライブ定番曲は「トラッシュ」「僕を撃て」「メリールー」で、CDの人気曲とはズレがある
- 「リカ」のブレイクはaikoさんの紹介がきっかけで、バンド側にとっても予想外の出来事だった
- アニメタイアップ(ヒロアカ、BLEACH)が知名度拡大の大きな要因
- 2025年以降も新曲リリースが続いていて、今が追いかけるのにちょうどいいタイミング
まだ聴いたことがない人はまずランキング上位の曲から入って、そこからライブ定番曲やアルバム単位の鑑賞に広げていくのがおすすめです。
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