この記事を読めば緑黄色社会のベーシスト・穴見真吾(あなみしんご)さんのプロフィールから音楽スタイルの秘密、意外な素顔まで一気にわかります。
リョクシャカが好きで「ベースの人ってどんな人なんだろう?」と気になっている方、結構多いと思うんですよね。
ボーカルの長屋晴子さんが注目されることが多いぶん、穴見さんのことって意外と知られていない部分も多くて。
調べていくうちに「こんな人だったの!」って思わず声が出るエピソードがいくつもあったので、こでしっかりシェアしたいと思います。
穴見真吾基本プロフィール
まずは穴見さんの基本情報をまとめておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 穴見真吾(あなみしんご) |
| 生年月日 | 1998年1月27日 |
| 年齢 | 28歳 |
| 出身地 | 愛知県春日井市 |
| 担当 | ベース・コーラス |
| 所属事務所 | SML Management |
| 血液型 | O型 |
| 星座 | やぎ座 |
| 特技 | クラシックバレエ、けん玉検定1級 |
| 配偶者 | 石渡万輝子(the peggies) |
バンドに加わった経緯
「1人だけ中学生」だった新入りメンバー
緑黄色社会は2012年に愛知県で結成されたバンドでボーカルの長屋晴子さん、ギターの小林壱誓さん、キーボードのpeppeさんという高校の同級生3人が先にいました。
穴見さんはそこへ、小林さんの幼なじみとして後から加入したんです。
しかも、加入したとき穴見さんはまだ中学生だったんですよね。
それが番組でのトークで明らかになっていて、初対面の長屋さんとpeppeさんについて
「ピッカピカのギャルだったんで、何話したらいいんだろう?って」
と当時を振り返っていたのがちょっと面白かったです。
年上のお姉さん2人を目の前に戸惑う中学生の穴見さん、なんか想像するだけでかわいい。
なぜベースだったのか
きっかけは、中学1年のときに学校の軽音楽部の張り紙を見たことです。
「ベーシスト、ドラマー募集中」という内容で、ちょうど幼なじみの小林さんがギターを始めた話も聞いていたし、4つ上のお兄さんがドラムをやっていたこともあって「楽器って面白そう」という気持ちがあったと言っています。
ただ、最初からのめり込んでいたわけじゃないんですよね。
本人いわく、転機になったのは文化祭でTHE BLUE HEARTSの「リンダリンダ」を弾いたこと。
「人生で初めて他人に褒められた」その体験が嬉しくて続けていったら、Red Hot Chili Peppers(レッチリ)のベーシスト・フリーに出会い、
「そこからじゃあフリーのヒーローは誰なんだ?と思って掘り下げていくうちにどんどんハマっていった」
とフェンダーのインタビューで明かしています。
「人に褒められた」という、わりとシンプルな理由が出発点なんですよね。
そこからジョージ・ポーターJr.、ジャコ・パストリアス、フランシス・ロッコ・プレスティアと連鎖的にルーツを掘り下げていく姿は完全に音楽オタクのそれです。
穴見真吾のベースの魅力と音楽スタイル
「動かしたくなる」フレーズが生まれる理由
穴見さんのベースってただルートを弾いてリズムを刻むスタイルじゃないんですよね。
ほどよくメロディアスに動いて、でも曲の邪魔はしない。そのバランスが絶妙なんですが、本人はその理由をこう語っています。
「リョクシャカは女性ヴォーカルであるぶん、ミックス的にベースが前に出やすいんですよ。それもあってベースで埋めやすい。だから動かしたくなるんだと思います」
要するにバンドの音の構造上、ベースが前に出てくるスペースが自然とあるということ。そこに穴見さんの「埋めたい」という感覚が合わさって、あの独特のフレーズが生まれているんですよね。
個人的にはこの分析がすごく面白いと感じました。
音楽理論というより、サウンドを耳で聴いてどこに隙間があるかを本能的に掴んでいる感じがして。
スラップ多用と「中高生に弾いてほしい」という裏テーマ
2025年2月にリリースされた5thアルバム『Channel U』について、穴見さんはこんな話をしていました。
「今回はスラップが多いですね。半分ぐらいの曲でスラップしているので、ベースキッズは必聴かもしれません」
と。
さらに、フレーズを作る際に「もし自分が中高生だったら絶対にコピーしたくなる」という裏テーマを設けていたことも明かしています。
これ、なんか地味にじんときませんか。
自分がレッチリのコピーをしていた頃の感覚を忘れずに今のファンに同じ体験を届けようとしている。
「弾いてもらいたい音楽」を意識しているベーシストって意外と少ない気がするんですよね。
亀田誠治さんと「黄金のフレーズ」という言葉
穴見さんが日本人ベーシストとして最も影響を受けたと語っているのが、亀田誠治さんと伊藤広規さんです。
特に亀田さんについては
「それがないと曲が成り立たないぐらいの黄金のフレーズを作っている方」
という表現をしていて、ただ技術的に上手いだけでなく「曲を成立させるベース」を目指していることが伝わってきます。
ベースって演奏がうまくても目立ちすぎると曲が崩れる楽器。穴見さんが亀田さんのどこに感動しているかというと、まさにそこなんですよね。
「クリティカルで、でも出過ぎない」。
自分のプレイスタイルを言語化するよりも師匠を語らせるほうが本質が見えるというか……穴見さんの音楽観がよく出ているエピソードだと思います。
「録音を聴き返す」という練習法
どんな練習をしているかという話題では穴見さんはこう答えています。
「一番大事なのは、録音を聴くことだなって思います」
自分的にはガシガシ弾けたと思っても、聴き返すとごちゃついていたり。逆に練習に飽きてきた頃に適当に弾いたほうが良かったりすることもあると。
「意識のほうが大事で、それに気づくためには録音して聴き返さないとダメ」
というのはかなり実践的なアドバイスだと感じます。
テクニックより「メンタルと音の関係を客観視する習慣」を重視しているあたりが、ただ上手いだけじゃないプレイヤーの視点ですね。
意外な特技と素顔
3歳からバレエ、実家はバレエ教室
穴見さんの特技、知ってましたか?
クラシックバレエとけん玉なんです。
しかもバレエは3歳からで実家がバレエ教室という家庭環境で育っています。
バレエとベーシストって、一見ぜんぜん結びつかないように思うんですが……考えてみると、体幹や身体感覚の鋭さはそのままステージ上のパフォーマンスに活きそうですよね。
あくまで私の考えですが、長時間のライブでも安定した演奏ができる身体能力の土台に、幼少期のバレエ経験があるのかもしれないなと思っています。
けん玉は技能検定1級を取得済みでNHK紅白歌合戦でも披露したことがあります。ロックバンドのベーシストが紅白でけん玉を披露するって、相当なインパクトですよね。
実は、、こないだのNHKうたコン後、なんと三山ひろしさん直々に検定をして頂き”けん玉検定一級”を取得することができました!!
— 穴見 真吾 (緑黄色社会) (@basShin_Goro) October 17, 2020
今後もさらなるダマー目指して精進していきたいと思います(ベーシスト??) pic.twitter.com/yPO5g7ZvNK
メンバーが語る「穴見真吾」という人間
長屋晴子さんは穴見さんについて
「真吾はいちばん音楽人というか、音楽を心から好きなのが見ていて分かるからすごく気持ちが良いし、音楽に対してストイックなところが魅力だなって」
と話しています。
小林壱誓さんは
「何かひとつを決めて、それをやるっていうのがすごく上手。自分の意見は自分の意見として、しっかりまっすぐ通すところが良い」
と語っています。
2人のコメントを読むと穴見さんって感情より芯の部分で音楽をやっている人なんだなと伝わってきます。
盛り上がるとか流行りに乗るとかじゃな、自分のなかの「これ」という軸で動いている。
バンドのなかでそういう人間がひとりいるのって実は相当大事だと思うんですよね。

私生活のこと
「ベーシスト婚」と話題に
2024年2月3日、穴見さんはガールズバンド「the peggies」のベーシスト・石渡万輝子さんとの結婚を発表しました。
同じ日に小林壱誓さんも結婚を発表していて、同日W報告というちょっと驚きのニュースでした。
ふたりともベーシスト同士ということで「ベーシスト婚」と言われたのが印象的でした。
穴見さんは発表文の中で
「ささやかながらも、音に溢れた明るい家庭を彼女と築いていけたらと思います」
とコメントしていて、「音に溢れた家庭」という表現がすごく穴見さんらしいなと感じました。
Gt. 小林壱誓、Ba.穴見真吾より
— 緑黄色社会 (@ryokushaka) February 3, 2024
結婚の報告です。https://t.co/xYZO17zEkP
2025年9月、第一子女の子誕生
2025年9月20日、第一子となる女の子の誕生を公式サイトで報告。
「おかげさまで母子ともに健康で、慌ただしくも愛おしい時間を過ごしております」
という言葉がなんかとても穴見さんらしかった。ちょうど長屋晴子さんの結婚発表も同日で、またしても緑黄色社会の同日W発表となりました。
バンドの歩み
2012年の結成から紅白3年連続出場まで
緑黄色社会は2012年に愛知県で結成。2013年には10代限定の音楽フェス「閃光ライオット」で準グランプリを獲得しています。
2018年11月にメジャーデビューし、「Mela!」はストリーミング再生数4億回、「花になって」は同2億回を突破。
NHK紅白歌合戦への出場は2022年から2024年まで3年連続で2023年には第65回日本レコード大賞優秀作品賞も受賞しています。
「Channel U」に込められた意味
2025年2月リリースの5thアルバム『Channel U』について、穴見さんは
「channelってもともとは水路を意味するカナルから来ていて、何かを運ぶものとか、道とか、語源的にはそういう意味がある」
と語っています。
つまり『Channel U』は「道、あなた」を意味していて、「あなたにはいろいろな道があるんですよ」というメッセージを込めているとのこと。
インタールードを含む全17曲という大作でバンドとしてのさまざまなストーリーを表現した作品になっています。
2026年6月には日本テレビ系音楽番組『夜の音-TOKYO MIDNIGHT MUSIC-』に出演するなど精力的に活動中。
さらに2026年4月には穴見さん自身によるスペシャルベースセミナーが神戸で開催されるなど、ソリストとしての活動も広がっています。

まとめ
- 穴見真吾さんは1998年生まれ、愛知県春日井市出身のベーシスト
- 幼なじみの小林壱誓さんの誘いでバンドに加入し、当初は中学生だった
- ベースの出発点はTHE BLUE HEARTSの文化祭での演奏、その後レッチリのフリーに衝撃を受けた
- 「動かしたくなる」フレーズはリョクシャカのミックス構造から自然発生した
- 『Channel U』では「中高生がコピーしたくなる」という裏テーマのもとスラップフレーズを制作
- 3歳からのバレエ経験者で実家はバレエ教室、けん玉検定1級取得
- 2024年にthe peggiesの石渡万輝子さんと結婚、2025年9月に第一子女児が誕生
- メンバーからは「音楽へのストイックさと芯の強さ」を評されている
コメント