&TEAMのコンセプトを徹底解説 狼とHowlingの世界観とは

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&TEAMって狼(人狼)のモチーフを軸にした独特の世界観を持つ9人組のグローバルグループなんですよね。

個人的に印象的だったのが、「Howling(咆哮)」というキーワードで、変わりたいと願う少年たちが仲間と出会って群れになって世界へ飛び出していくストーリーを、音楽とパフォーマンスで表現しているところなんです。かなり壮大です。

目次

&TEAM(エンティーム)とは?

HYBEの日本法人(今はYX LABELSになってますけど)が手掛ける9人組のボーイズグループとして、2022年12月7日にデビューしたのが&TEAMなんです。

グループ名の「&」には多様な個性を持つメンバーが一つのチーム(TEAM)として結束して、多様な世界を繋いでいくっていう意味が込められているみたいですね。

メンバー構成がまた面白くて日本、韓国、台湾と多国籍で構成されてるんですよ。それぞれ違う言語や文化的背景を持ちながらも、一つの群れとして活動している姿が印象深かったです。

この多様性こそが&TEAMのコンセプトである「狼の群れ」を象徴する要素になってると思います。

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項目内容
デビュー日2022年12月7日
メンバー数9人(K、FUMA、NICHOLAS、EJ、YUMA、JO、HARUA、TAKI、MAKI)
国籍構成日本、韓国、台湾
所属事務所HYBE LABELS JAPAN(現YX LABELS)
ファンダム名LUNÉ(ルネ)
デビューEP『First Howling : ME』

「Howling(咆哮)」に込められた意味

&TEAMのコンセプトの核となってるのが「Howling(咆哮)」という言葉。これ、単なる狼の遠吠えを意味してるだけじゃないんですよね。「若者たちの叫び」っていう、すごく深い意味も持っているんです。

オーディション番組の『&AUDITION – The Howling -』っていうタイトルにも使われていて、グループ結成の段階から一貫してHowlingがテーマになってたんだなって感じました。

変わりたいけど変われない、現状に疑問を感じながらも一歩を踏み出せない若者たちが、心の奥底に秘めた思いを叫ぶ──その咆哮が、彼らの音楽の原点になってるわけです。

デビュートレーラーで示された「狼は走る」という一文。

これが&TEAMの世界観を端的に表してるなと思うんですけど、狼の視点から世界を見つめて、自分たちの居場所を求めて走り続ける姿勢が、グループ全体のアイデンティティになってるんですよね。

狼(人狼)コンセプトのポイント

&TEAMが表現する狼のコンセプトって、野性的でありながらも深い絆で結ばれた「群れ」という存在を象徴してます。

狼は単独では生きられなくて、仲間と協力して生き延びる動物じゃないですか。この特性が多様なメンバーが一つのチームとして結束する&TEAMの姿とすごく重なるんですよ。

狼のコンセプトはパフォーマンスでも徹底的に表現されてるんですけど、これがまた圧巻で。メンバーたちはステージ上で、まるで本物の狼に変身したかのように、四つん這いになって地面に手をつくんです。

それで荒い呼吸をする狼の動きを再現する。手足を大きく伸ばして、コアの筋肉を常に緊張させた動きは、力強さと野性味を感じさせてくれます。

ちなみにHYBEオリジナルストーリーの『黒の月:灰色の都市』との連動もかなり興味深いんですよね。

この物語では&TEAMのメンバーが人狼のキャラクターとして登場して、天敵であるヴァンパイアから逃れながら、新しい居場所を求めて旅をする様子が描かれてるんです。

人狼の2つのタイプ

『黒の月』の世界観だと、人狼は2つのタイプに分類されてるみたいです。

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タイプ特徴該当メンバー
Loup Garous(ルー・ガルー)満月の夜に強制的に狼に変身する人間K以外のメンバー
Lycanthropes(ライカンスロープ)意志で狼に変身できる、銀の狼神ヴァルグの直系子孫K(キャラクター名:カーン)

この設定によってメンバー間にも役割の違いが生まれて、物語に深みが加わってるんですよね。

First Howlingシリーズの物語

&TEAMの音楽活動って「First Howling」シリーズとして一貫したストーリーラインで展開されてるんです。3部作として構成されたこのシリーズは、少年たちの成長と変化を段階的に描いてるんですよ。

First Howling:ME

デビューEPとなる『First Howling:ME』では閉鎖的な世界に疑問を感じ始めた少年が、自分と同じ思いを持つ「君」がどこかにいるって信じて声を上げる物語が語られてます。

「変わりたい」っていう心の声を叫んで、本能的に同じ思いを持つ誰かを探そうと決心する──その第一歩が描かれてるんですよね。わりと切実。

タイトル曲の「Under the skin」では、デビュー前から坂口健太郎さんが人狼のギリ役として出演してたんですけど、これが結構話題になりました。

MVでも『黒の月:灰色の都市』の世界観が表現されていて、孤独な少年が自分の内側に秘めた野性を解放していく過程が印象的に描かれてます。

First Howling:WE

2ndEPの『First Howling:WE』になると、ついに「僕」と同じ思いを持つ「君」に出会うんですよ。

それで「ME」から「WE」へと変化する瞬間が表現されてて、共に成長して共に達成するっていう強い意志で結束された多様な9人が「One Team」となる過程が描かれます。

ティーザー映像では、少年が自転車に乗って旅に出るシーンがあって、何かを強く渇望して探し求める姿が印象的でした。個性や違いを互いに認め合って、共に成長する9人のメッセージが込められた作品になってると思います。

First Howling:NOW

1stアルバムの『First Howling:NOW』は、First Howlingシリーズの集大成とされてるんです。「STARTLINE」と「WILD」という2つのコンセプトが用意されてて、それぞれ異なる側面から&TEAMの世界観を表現してるんですよね。

「STARTLINE」コンセプトだと、試合の準備が整って、結束の力を信じてスタートラインに立つ生命力に溢れた9人の精悍な表情が映し出されます。

円陣を組んで喜び合うシーンからは、「今の僕たちに怖いものなどない」っていう大胆不敵な心情が伝わってきて、なんかこっちまで勇気をもらえる感じ。

それに対して「WILD」コンセプトでは夜の廃校舎を舞台に、共に夢見る未来へ冒険を始める準備ができている大胆な雰囲気が表現されてるんです。

同じ思いを持つ仲間に出会い勇気を得た少年たちの「僕たちは”今”ここにいる」っていう堂々とした姿が描かれてて、こっちもすごく心惹かれました。

タイトル曲の「War Cry」では狭い巣穴から抜け出して、見知らぬ世界に身を投じて戦う狼たちの姿が歌われてます。「僕らは共鳴」して「勝負を仕掛け」て進んでいく、そんな力強いメッセージが込められてるんですよね。

ENHYPENとの関係性

&TEAMとENHYPENって、単なる同じ事務所の先輩後輩っていう関係を超えて、世界観レベルで深く結びついてるんですよ。

ENHYPENがヴァンパイアのコンセプトを持つのに対して、&TEAMは人狼(狼男)のコンセプトを持つっていう、古典的な「ヴァンパイア対人狼」の構図が採用されてるんです。これ、かなり面白い設定だなと思いました。

両グループの繋がりはオーディション番組の『I-LAND』にまで遡ります。&TEAMのメンバーであるK、NICHOLAS、EJ、TAKIは『I-LAND』に出演してた練習生なんですよね。

しかもこのうちKとEJはENHYPENの「Drunk-Dazed」MVにカメオ出演もしてて、結構前から繋がりがあったんだなって感じました。

もっと驚いたのが、&TEAMのデビュー曲「Under the skin」のExtended ver.で、ENHYPENのメンバーが登場してるんですよ。

それで「Drunk-Dazed」のシーンと繋がる演出がなされてて、両グループのストーリーラインが交差することが明確に示されてます。

『黒の月』シリーズではENHYPENの『月の祭壇』と&TEAMの『灰色の都市』が同じ世界を舞台にしてて、ヴァンパイアと人狼の対立と協力が描かれてるんです。

物語の中では、&TEAMの仲間の一部がヴァンパイアに誘拐される事件が起こるんですけど、最初はENHYPENが犯人だと思われるんですよね。

でも実は別の勢力の仕業だったことが判明して、その後、両グループは協力して誘拐されたメンバーを探すっていう展開になるんです。展開がけっこうドラマチック。

衣装のスタイルにも対比が表れてて面白いんですよ。

ENHYPENがプリンス風の優雅で洗練された衣装を着用するのに対して、&TEAMはグランジでストリートウェア寄りのスタイルを採用してて、ヴァンパイアと人狼っていう異なる種族の特性が視覚的にも表現されてます。細かいところまでこだわってるなって感じました。

『黒の月:灰色の都市』との連動

HYBEオリジナルストーリーの『黒の月:灰色の都市』は、&TEAMのコンセプトを理解する上で欠かせない要素なんですよね。

この物語はWebtoon(ウェブトゥーン)として展開されてて、&TEAMの楽曲やMVと密接に連動してるんです。

物語のあらすじ

舞台は小さな海辺の町、グレイビル。人狼のギリ(保護者的存在)とナジャク、エンジー、タヘルは、天敵のヴァンパイアから逃れてこの町を訪れるんです。転校先のグレイビル中高一貫校で、彼らはいじめを受けて孤立しているカーンと出会います。

最初は距離があった4人なんですけど、徐々に歩み寄って仲良くなっていくんですよね。とはいえ、グレイビルで謎の殺人事件が相次いで、カーンにまつわる「秘密」が明らかになっていくっていう展開で。

物語が進むにつれて人狼とヴァンパイアの確執、大切な人たちの死、新たな人狼たちとの出会いといった、切なくも壮大なドラマが展開されます。かなり引き込まれる内容。

キャラクター設定

&TEAMのメンバーはそれぞれ『灰色の都市』のキャラクターと紐付けられてるんです。メンバーたちは「カーン」を中心に3グループの兄弟たちに分類されてて、狼兄弟として仲間になった少年たちが、勝者と強者だけが生き残れる世界で互いを守り成長していく姿が描かれます。

この物語のテーマって居場所を失った者たちが新たな居場所を見つけて、それを守るために戦うっていうものなんですよね。

人狼たちにとって、群れを作って領域を構築することは最も重要な行為で、故郷のマハバ草原と家族を守れず戻る場所を失った彼らが、新たに定着したグレイビルを守るために戦闘を繰り広げるわけです。

ちなみに楽曲「W.O.L.F.(Win Or Lose Fight)」は、『灰色の都市』のオリジナルサウンドトラック(OST)として制作されてるんですよ。物語の世界観に沿った内容になってて、聴くとより物語に入り込める感じがしました。

パフォーマンスに表現される狼の世界観

&TEAMのパフォーマンスって、狼のコンセプトを視覚的に体現した圧巻の表現力が特徴なんですよね。特にタイトル曲の「War Cry」では、「Wolf Pack(狼の群れ)ダンス」と呼ばれる振付が注目を集めました。これが本当にすごいんです。

Wolf Packダンスの特徴

「War Cry」のパフォーマンスはメンバー9人が地面に手をついてうずくまる狼のポーズから始まるんですよ。

狼が獲物を狙うように静かに正面を見つめた後、曲が始まると同時に一斉に動き出して、息が切れるほど走って、戦って、遠吠えをする狼の姿を表現します。まさに狼そのもの。

振付の中には、引っ掻くような動作や牙を表現したウルフフェイスなど、細部にまで狼の動きが取り入れられてて、メンバーたちは手足を大きく伸ばして、すべての瞬間においてコアの筋肉から力を抜かないんですよね。野性的でありながらも一つの塊のように動くんです。

「群れを成し 仕掛ける勝負」と歌う瞬間には、一列に並んでいたメンバーたちがそれぞれ違う方向に動きながらも、呼吸をぴったり合わせて動くシーンがあって。

この完璧なシンクロって個々の技術以前に、練習量とメンバー間の呼吸が重要な群舞によって実現されてると思うんですけど、グループ名の「&TEAM」の意味を体現してるなって感じました。

視覚演出の工夫

MVやステージでは満月、暗闇で光る瞳、アニメーションのようなセット構成など、狼のコンセプトを効果的に表現する視覚演出が施されてるんです。

2023年のMAMA AWARDSではKが毛皮をまとって狼の仮面をつけてセンターステージに登場して、満月を背に階段を駆け上がる演出が話題になったんですよね。あれはかなり印象的でした。

パフォーマンス関連コンテンツでも照明で満月を作り出すなど、細部にまでこだわった演出が施されてて。

動物的で迫力のある動きを駆使しつつも、繊細に揃えられたダンスは、デビューから1年間で成長した&TEAMの姿を体現してると思います。

「War Cry」Korean ver.のMVでは、JOのソロパートでデビュー曲「Under the skin」のエンディングが再現されるシーンがあるんですけど、First Howlingシリーズの集大成として、心の声を叫んだ少年が仲間と出会って、今スタートラインに立つっていうストーリーテリングが凝縮されてます。これがまた感動的なんですよね。

コンセプトが持つメッセージ

&TEAMの狼コンセプトには表面的な野性味や力強さを超えた、深いメッセージが込められてるんですよ。

それは

「排斥されている人が世の中に出ていこうとするとき、絶対的に信じられる人たちと群れを作らなければならない」

っていう、現代社会にも通じるテーマだと思います。

異なる国籍、言語、文化的背景を持つ9人が一つのチームとなって、人間の世界の境界を無意味にする──「彼らは皆狼なのだから」っていう表現に象徴されるように、多様性を受け入れて、違いを力に変えていくメッセージが込められてるんですよね。これって、今の時代にすごく大切なことだなって感じます。

『黒の月』の物語が問いかける「僕たちは幸せになれるんだろうか」っていう問い。

これが、居場所を失って、互いを守るために生き残った少年たちの切実な願いで。自分のために生きて、仲間のために戦う個と群れのバランスを保ちながら、新たな居場所を求めて進んでいく姿勢が、&TEAMのコンセプトの核心となってると思うんです。

デビュートレーラーの「狼は走る」っていう言葉は、立ち止まらず前進し続ける姿勢を表してますよね。

閉鎖的な世界に疑問を持って同じ思いを持つ仲間と出会って、恐れずに大胆に世界へ飛び出していく──その勇気と結束の力が、Howling(咆哮)っていう言葉に集約されてるんだなって思いました。

&TEAMの狼コンセプトって、単なるビジュアルやパフォーマンスの演出に留まらなくて、音楽、物語、メッセージが一体となった総合的な世界観として展開されてるんですよね。

それぞれの要素が有機的に結びついて観る者に強いインパクトと共感を与える、HYBEならではの緻密な企画力が光るコンセプトだと感じます。本当にすごいグループですよ。

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