大松由季のプロフィールと魅力 愛知発・ハードル女王の素顔

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この記事を読めば女子100mハードル選手・大松由季さんのプロフィールや競技の魅力、それから「働きながら夢を追い続けた」という唯一無二のストーリーがまるごとわかります。

調べていて正直、「え、こんな人いるの?」ってちょっと驚いたんですよね。

実業団の手厚いサポートなしで日本歴代5位のタイムを出しているって、普通じゃないんですよ。

地方拠点・自費遠征・起業…。なんか、すごいです。

目次

大松由季とはどんな人物か

基本プロフィール

まずは基本的なデータから整理してみますね。

項目内容
氏名大松由季(おおまつゆき)
生年月日1996年5月15日
年齢30歳
出身地広島県尾道市
活動拠点愛知県半田市
専門種目100mハードル(100mH)
自己ベスト(100m)11秒73
自己ベスト(100mH)12秒94(愛知県記録)
出身高校広島県立神辺旭高等学校(2016年3月卒)
出身大学愛知教育大学(2019年3月卒)
所属株式会社Cendrillon(サンドリヨン)取締役

12秒94という数字、ピンとこない方も多いと思いますが、女子100mハードルの日本記録は12秒69(2024年時点)なので、そこに肉薄しているタイムなんです。日本歴代5位。もう、かなりトップオブトップの領域。

広島から愛知へ、意外な進路

尾道という広島の穏やかな港町で生まれ育ちながら、大学は愛知教育大学を選んでいます。

これ、ちょっと気になりませんか?地元に近い大学じゃなくて、わざわざ愛知に来ているんですよね。

おそらく(完全に私の考察なんですが)、陸上の強化環境や指導者との出会いが関係しているんじゃないかなと思っていて。

愛知教育大学は体育・スポーツ系の環境が整っている総合大学なのでトレーニング環境やコーチとの縁があったのかもしれません。

ハードルとの出会いとその魅力

小学生から始まった陸上人生

陸上を始めたのは小学4年生のこと。これ自体はわりと「ふーん」ってなりそうな情報なんですけど、本当の転機はその後にあるんですよね。

中学2年生のとき、ハードル走の面白さに一気にハマったというんです。

普通の走りに飽き足らず、リズムと技術が複雑に絡み合うハードルという種目に「これだ!」と感じたらしくて。これがすごく印象深かったです。

中2っていう年齢でそこまで明確に「自分の武器」を見つけられる人って、案外少ないんじゃないかな。

多くの人がぼんやりと競技を続ける中で、大松さんはすでにハードルに人生をかける姿勢を持っていたわけで。そういう「早い確信」みたいなものが、後のキャリアに直結しているような気がします。

ハードル走の何がそんなに面白いのか

個人的にここ、けっこうじっくり考えたんですがハードルって単純に「速く跳べばいい」わけじゃないんですよね。

ハードル間の歩数やリズム、踏み切り位置のズレ一つで記録がガラッと変わる。

しかも100mという短い距離の中に10台のハードルが置かれていて、全部のハードルを完璧にクリアしないといけない。

要するにスピードとリズム感と技術が全部噛み合って初めて速くなれる種目なんです。

「走りが速ければいい」という単純な世界じゃない。

だからこそ、分析的な思考力がある人や、技術的な改善を楽しめる人にとっては、ものすごくハマる種目なんじゃないかなと思います。

大松さんがコーチングにも積極的なのもそういう「技術を考えることが好き」という気質から来ているのかもしれません。

競技成績と記録の話

日本6人目・12秒台突入の瞬間

2023年9月24日、全日本実業団対抗選手権大会。このレースで大松さんは12秒97を記録し、日本人女子で6人目となる12秒台に突入しました。

これってそんな大事な話なんですか?って思いそうですが、これ、めちゃくちゃ重要な数字なんです。

日本人全体でたった6人しか達成していない。しかも大松さんは実業団の専業選手ではなく、自分で会社を立ち上げながら競技を続けている状態でその壁を破った。

冷静に考えるとけっこうおかしい話だと思います。専業で訓練している選手が多い中で、経営者兼アスリートとして同じ土俵に立って12秒台。

2024年は充実のシーズン

2024年は特に成果が出た年でした。6月の第108回日本陸上競技選手権大会で4位入賞

そして10月の中部実業団対抗選手権大会では12秒94という自己新記録を樹立し、同時に愛知県記録も更新しました。

さらに2024年の日本グランプリシリーズでは女子100mハードル部門で総合7位にもランクインしています。

個人的に「日本選手権4位」という成績が気になっていて。4位ってもどかしいんですよ、メダルに一歩届かないので。

でもそれが大松さんにとって最高成績だったことを考えるとかなりのところまで来ているんだなという実感があります。

主な競技成績

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大会名年月記録成績
全日本実業団対抗選手権2023年9月12秒971位
室内日本選手権(60mH)2024年2月8秒222位
第108回日本選手権2024年6月13秒154位
中部実業団対抗選手権2024年10月12秒94(愛知県記録)1位
第109回日本選手権2025年7月13秒468位

起業と競技の二刀流という生き方

退職してアルバイト遠征という時期

大学を卒業した後、一般企業に就職したものの、競技を続けるために退職。アルバイトをしながら自費で全国各地の試合に遠征していた時期があります。

これ、正直かなりしんどいと思うんですよね。遠征費って馬鹿にならないんですよ。

交通費に宿泊費、エントリー費。働いて稼いだお金をそのまま試合に注ぎ込むような状況が続いていたはずで。「なんで続けられるの?」ってなりません?

でも大松さんはその状況を「環境がないから諦める」じゃなくて「環境を自分でつくる」という方向に転換した。そこがいちばんすごいところだと思っています。

株式会社Cendrillon(サンドリヨン)の設立

2023年2月、大松さんは株式会社Cendrillon(サンドリヨン)を自ら設立し、取締役に就任しています。会社名はフランス語で「シンデレラ」という意味。

この名前、すごくいいなと感じています。

ガラスの靴を探してもらう受け身のシンデレラじゃなくて、自分で舞台を用意するシンデレラ。そういうメッセージが込められているのかな、なんて勝手に解釈しています。あくまで私の感想ですが。

会社では現役選手の活動費や強化費支援を事業として展開していて、単に自分の競技環境を整えるだけでなく、同じ境遇にいる他のアスリートを支援する仕組みも作っています。

自分が苦しんだからこそ、その痛みを知っている人にしかつくれないビジネスモデルだなと思うんですよね。

午前は練習、午後は仕事というスタイル

午前中にトレーニングを行い、午後は仕事をこなすというスケジュールで生活を回しているみたいです。

これ、頭でわかっていても体でこなすのが相当大変なはずで。トレーニングでボロボロになった状態でデスクワークに向かうって、意志の力だけじゃ続かない気がします。

それを支えているのは、たぶん「絶対に競技を辞めたくない」という強い気持ちと、「自分が設計したスケジュールで動いている」という自由度の高さなんじゃないかと思っていて。

会社員時代は上司や会社のスケジュールに合わせないといけないけど、経営者なら自分でコントロールできる。

それが退職→起業という選択の背景にあるのかもしれません。

地域との関わりとコーチング活動

半田市に根ざした活動

愛知県半田市を拠点に、地元の成岩スポーツクラブで週4〜5日、ボランティアコーチとして子どもたちへの指導を続けています。

現役でトップを目指しながら、同時に次世代の育成にも関わっているわけです。

ちなみに、コーチングをしていることで自分の競技にも良い影響があるという話をインタビューで語っていたそうで。人に教えることで自分の走りを言語化できるようになるんですよね。

教えることで自分が深まるというか、そういう感覚って実はトップアスリートにはわりとよくある話みたいです。

地域コミュニティとの距離感

半田市という地域のイベントや施設とも関わりを持ちながら活動していて、「愛知で世界を目指す」という姿勢が地元のメディアや人たちの共感を集めています。

東京や大阪のような大都市じゃなく、地方都市から世界標準のパフォーマンスを出し続けていること。

これ、案外大切なことだと思っています。

地方在住のアスリートや夢を持っている人たちにとって、「自分の場所でも戦える」というメッセージになるんですよね。

そういう意味で大松さんの存在は競技の外にも影響を持っているような気がします。

まとめ 大松由季という選手から学べること

  • 生年月日は1996年5月15日、広島県尾道市出身。愛知県半田市拠点で活動
  • 自己ベストは100mH12秒94(愛知県記録・日本歴代5位水準)
  • 大学卒業後に一般就職→競技継続のために退職→アルバイトしながら自費遠征
  • 2023年2月に株式会社Cendrillon(サンドリヨン)を設立し、起業×競技の二刀流を実現
  • 2024年日本選手権4位・中部実業団1位など結果も着実に積み上げ中
  • 2025年シーズンよりニシ・スポーツのウエアサポートがスタート
  • ボランティアコーチとして地域の子どもたちへの指導も継続中

「環境がないから諦める」ではなく「環境ごと自分でつくる」。

大松由季さんの生き方は競技の枠を超えてそういうメッセージを持っているような気がします。これからのシーズン、記録がどこまで伸びるか、本当に楽しみ。😊

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