この記事では2026年FIFAワールドカップ韓国代表に選出されたDF・チョ・ユミン(조유민)のプロフィールから、知られざる魅力まで詳しくお伝えします。
「サッカーはよくわからないけど、チョ・ユミンのことが気になっている」
という方にも、試合を見たくなるような切り口でご紹介しますね。
基本プロフィールまとめ
まずは数字でおさらい
1996年11月17日生まれ、大邱広域市出身の29歳。
調べてみると意外と情報がまとまっているようでいて、細かいところがけっこうバラバラだったりして、整理するのに少し時間がかかりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 曺侑珉(チョ・ユミン) |
| 生年月日 | 1996年11月17日 |
| 年齢 | 29歳 |
| 出身 | 大韓民国・大邱広域市 |
| ポジション | センターバック(主)、守備的MF、右サイドバック |
| 身長/体重 | 182cm/73kg |
| 所属クラブ | シャールジャFC(UAE) |
| 背番号 | 20番 |
| 国際Aマッチ | 17試合0得点(2022年~) |
ロールモデルがハビエル・マスチェラーノというのが、個人的にはかなり刺さる情報でした。
「守備だけじゃなくてゲームを読む選手が好きなんだな」って伝わってくるというか。
あとチョ・ユミン本人がキリスト教徒だというのも何かのインタビューでちらっと出てきた話みたいです。
異色のキャリア経歴
FWからDFへの転身という逆転劇
元々はFWやMFで活躍していた選手がプロになってからDFにコンバートされるって、わりとあるようでいて実際には成功するケースがそんなに多くないんですよね。
しかもチョ・ユミン本人、最初は守備することに乗り気じゃなかったって言われていて。
「FWの方がかっこいいじゃん」みたいな感覚、まあ正直わかる気がします。
でも、そこで腐らずにDFとして磨いていったのがすごい。
GK以外のほぼ全ポジションを経験している、というのが今の彼の「読みの速さ」や「ビルドアップへの参加」に直結しているんだと思っていて。
攻撃手だったからこそ、守備時に相手の狙いが見える。なんか、逆説的な成長の話ですよね。

水原FC・大田・UAEへと続く成長の道のり
2018年に水原FCでKリーグデビュー。そこから2部リーグで地道に実績を積み上げていくんですが、2021年シーズンについに1部(Kリーグ1)の舞台へ。
転機になったのが2022年。大田ハナシチズンへ60万ユーロ規模の移籍が実現して、しかも加入初年度にいきなりキャプテンマークを巻くことになります。
金額換算するとざっくり9,000万円くらい?全く試算してないけど、Kリーグ2の移籍としてはかなり大きい数字だと思います。
その後、2024年からはUAEリーグのシャールジャFCへ移籍して現在に至ります。
UAEリーグって日本ではなかなか試合を追いにくいのが正直なところで、細かい試合内容はどこまで把握できているか自信がないんですが、スタッツを見る限りはしっかり出場機会を得ている印象です。
キャリア成績(リーグ戦)
| シーズン | クラブ | 出場 | 得点 |
|---|---|---|---|
| 2018 | 水原FC(韓国2部) | 26 | 0 |
| 2019 | 水原FC(韓国2部) | 31 | 2 |
| 2020 | 水原FC(韓国2部) | 23 | 2 |
| 2021 | 水原FC(韓国1部) | 28 | 4 |
| 2022 | 大田ハナシチズン(韓国2部) | 33 | 6 |
| 2023 | 大田ハナシチズン(韓国1部) | 17 | 2 |
| 2023-24 | シャールジャFC(UAE) | 13 | 2 |
| 2024-25 | シャールジャFC(UAE) | 19 | 0 |
2022年の「33試合6得点」、DFとしてこれが普通じゃないって話はこの後します。
チョ・ユミンならではのプレースタイル
センターバックとしての彼を語るとき、どこから話し始めるかって少し悩むんですよね。強みが一個じゃないので。
センターバックなのに得点が取れる異次元の武器
182cmって世界基準のCBからするとそこまで大柄ではないんです。
パワー系のビッグCBと比べると見劣りする数字かもしれない。でも実際の競り合いで負けないのは、純粋なジャンプ力と空中での体の使い方が上手いからだと思っていて。
そして2022年のシーズンにはセットプレーを中心に7ゴールを記録しています。
うち5ゴールはヘディング。
これ、どれくらいすごいかというとチームのFWと肩を並べるスコアを守備手が記録しているんです。「ゴールを決める守備手」という呼び名が定着したのも、もっともだなと感じます。
セットプレー専門のゴールゲッターCBって世界を見てもそんなに多くないですよね。
ラモスとかファン・ダイクのような、備も攻撃も存在感が強い選手に近いタイプかもしれないです。
予測守備と読みの鋭さ
がつがつとぶつかっていくフィジカル守備よりも、「必要な瞬間に狙い澄ましてボールだけを奪う」タイプなんだそうです。
これ、FW・MF経験のある選手ならではの感覚だと思うんですよね。
相手が何をしようとしているか、次どこにパスを出したいか、そのイメージが先に頭の中にあるので無駄な動きをしなくていい。
肌感で言うと、経験の少ないDFが勢いでぶつかりにいくのと、このタイプの守備は見ていて全然違う印象があります。
それにビルドアップに積極的に絡む点も面白くて。縦パスやロングパスの精度が高く、守備的MFとしても使えると言われるほどです。
要するに「前もできる守備手」。このタイプ、個人的にはかなり好みです。
リーダーシップという第三の武器
正直、リーダーシップって数字で測れないものだから、選手の評価軸として出てきたとき「それって本当に意味があるの?」って思うこともあるんですけど。
チョ・ユミンの場合はちょっと違う気がしていて。
大田ハナシチズンに入った2022年、まだチームに来て間もない段階でキャプテンになっているんです。
チームのベテランじゃなく、新加入選手がいきなりキャプテン。
普通なかなかないことで。
それなのにこの判断をした監督がいたということは、チームの外から見ても「この人がいると変わる」と思わせる何かがあったんだと思います。
失点率とかそういう数字で「キャプテン効果」を証明するのは難しいですけど、在籍中にKリーグ2でベスト11に選ばれているのは一つの結果として残っています。
代表歴と主な受賞歴
カタールW杯、そして2026年W杯へ
2022年7月20日の中国戦でA代表デビュー。そのままカタールW杯の本大会メンバーに滑り込みます。
ここで面白いのが、当時チョ・ユミンが所属していたのはKリーグ2のクラブだったという点です。
1部でもなく欧州でもなく、2部リーグからの代表選出。
「でも実力があれば関係ないでしょ」と思う一方で、代表のスカウティングがちゃんと機能していた証でもあって、なんかそれって純粋にすごいなと思いました。
そして2026年5月16日には2026年FIFAワールドカップの韓国代表メンバーに再選出。2大会連続のW杯、これは実力の継続的な証明ですよね。

獲得タイトルと個人賞
受賞歴を並べるとけっこうバラエティが豊かです。
- 2018年ジャカルタ・パレンバンアジア大会、男子サッカーで金メダル獲得(この功績により兵役義務が免除)
- Kリーグ2ベスト11を2020年・2022年と2度受賞
- AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)2024-25シーズン優勝(シャールジャFC)
- UAEスーパーカップ2025年優勝(シャールジャFC)
アジア大会金メダルで兵役免除というのは韓国アスリートにとって大きなテーマで、チョ・ユミンにとっても競技人生を続ける上での重要な転換点だったんじゃないかなと思います。
義務が残っていたらUAEへの移籍も変わっていたかもしれないので。
T-ARAソヨンとの結婚という奇跡のエピソード
成デク(성덕)と呼ばれる理由
「성덕」は韓国語で「ファン活動が成功した徳の高い人」みたいな意味合いのスラングで、要するに「ファンだったアイドルと付き合えた人」のことです。
チョ・ユミン、中学生のときからT-ARAの大ファンで、寮でT-ARAの曲をかけ続けていたという話があります。そのT-ARAのソヨン(朴素年)と2019年から交際がスタートして、2022年11月1日に入籍。
🎉これ、どういうこと?本当にそういうことってあるんですね。
ちなみに韓国のコメント欄とかを見ていると、この話題は毎回すごく温かい雰囲気で語られていて、「夢を叶えた男」みたいな感じで尊敬されているんです。いや、そりゃそうですよね。
ソヨンの条件がW杯切符につながった
交際中にソヨンが「国家代表としてワールドカップに出場してから結婚しよう」という約束を持ちかけたというエピソードがあります。
彼はその言葉を胸に練習に励んで、2年でそれを実現した。
そして婚姻届を出したのが2022年11月1日で、W杯最終メンバー入りが確定したのはその11日後の12日。この偶然というか、タイミングのシンクロ具合がなんか…すごくないですか。
夫妻でUAEのドバイに在住していて、ソヨンがそばで全力サポートをしているとのこと。
ドバイってどんな生活なんだろう、とか少し気になってしまいました。
2026年1月にはソヨンが妊娠を発表したという情報も出てきていて、家族が増えるタイミングでのW杯出場というのも、なんかドラマっぽいなと思います。
まとめ
チョ・ユミンの魅力を改めて整理すると以下のポイントに集約されます。
- 1996年11月17日生まれ、大邱出身。身長182cm、右利きのセンターバック
- FW→DFへの転身という珍しいキャリアが、唯一無二のプレースタイルを生んだ
- センターバックにして7ゴール(2022年シーズン)を記録する攻撃的CB
- 2部リーグから異例の代表選出、2大会連続W杯メンバー入り
- アジア大会金メダル、ACL2優勝、UAEスーパーカップ優勝
- T-ARAソヨンと2022年11月に結婚、W杯出場という約束を果たした感動のエピソード

コメント