この記事を読めば2026年4月に勃発したSMエンターテインメントとBTSをめぐるパクリ疑惑の全貌と、K-POPファンが怒りを感じる背景が完全にわかります。
ARMYにとっても、K-POP全般に関心のある方にとっても
「なぜここまで炎上したのか」
「本当にコピーなのか」
という疑問を抱えているはず。
この論争は単なるタイトル被りではなく、K-POP業界におけるパクリ文化の根深さを浮き彫りにした事件でもあります。
何が起きたのか?事の発端
「同じタイトル」が引き金になった
2026年4月20日、SMエンターテインメント所属のグループNCT WISHが初のフルアルバム「Ode To Love」をリリースしました。
それだけなら普通のカムバックニュースで終わっていたはずなんですが、そこに収録されていた「2.0(TWO POINT O)」というトラックが問題視されることになります。
なぜかというと、BTSが約1ヶ月前の2026年3月20日にリリースした5thフルアルバム「ARIRANG」にも、まったく同じタイトルの楽曲「2.0」が収録されていたから。
しかもBTSの「ARIRANG」リリース直後のティザー解禁だったので、「偶然でこんなタイミング一致するの?」っていう話になったんですよね。
「ちょっと待って」と思った人は世界中にたくさんいてXを中心にすごい勢いで拡散されていきました。
They ain’t even trying to hide it anymore WTF⁉️😭 pic.twitter.com/wvn5Ho2JYG
— Naza⁷🧋 (@bangtanniesgguk) April 21, 2026
歌詞とテーマの類似点まで指摘された
タイトルだけでも騒がれていたのに、ファンが両曲の歌詞を並べて比較し始めるとテーマにも共通点があると言われて、批判がさらに加速していきます。
ここは正直、確信を持って「同じ」と断言できるものではないと思っていて。
タイトルが同じでテーマが似ているというのは、それだけで著作権侵害にはならないので…「意図的なのかどうか」っていうところが論点になっているんですよね。
憶測の域を出ない部分もあることはちゃんと言っておかなきゃと思います。
BTSの「ARIRANG」とNCT WISHの「2.0」を比較
BTSの「ARIRANG」における「2.0」の位置づけ
BTSの「2.0」、実はこれがなかなか大きな意味を持つ曲なんです。
プロデューサーはMike WiLL Made-It。
ラップラインのRM・SUGA・j-hopeが「BTS 2.0時代」という新章の始まりを宣言するような歌詞を書いていて、ボーカルラインは韓国語の「둘(ふたつ)」と「2.0」をかけたリフレインで楽曲全体を引き締めています。
アルバム「ARIRANG」自体は伝統民謡「アリラン」からインスパイアされた14曲入りで、4年近いブランクを経て再集結したBTSのこれまでとこれからを詰め込んだ作品という位置づけ。
「2.0」というタイトルには「次の自分たちへのアップデート」という意味が込められていて、アルバムのテーマとかなりリンクしているんですよね。
NCT WISHの「2.0(TWO POINT O)」はどんな曲なのか
一方のNCT WISHの「2.0」はアルバムの2曲目に収録されたベース重めのヒップホップ&ロック系の楽曲です。SMエンターテインメントの公式サイトでも「グループの新章を告げる曲」と紹介されていて…。
ここ、ちょっとだけ気になるんですよ。
「新しいチャプターの幕開け」という説明、BTSの「2.0」と使っている言葉のフレームがかなり似ているなと思って。
自分の見立てでは「偶然とも言い切れないけど、証明もできない」という位置にあるかな、という感じです。
ちなみにこのアルバムのタイトル曲「Ode to Love」は、アイルランドのロックバンド、The Cranberriesが1994年にリリースした「Ode To My Family」をサンプリングして制作されたと報じられています。
別の方向でも話題になっているアルバムなんですよね。
ARMYが激怒した理由 「10年以上続く執着」
積み重なった過去の疑惑が一気に噴出した
今回の件が特にここまで炎上した理由、個人的にはすごくわかる気がしています。
SMエンターテインメントには過去にもBTSやHYBE系グループのコンセプト・ビジュアル・タイトルを模倣したのではないかと指摘されてきた歴史があって
Xでは「SMのBTSへの異常な執着は10年間続いている」というコメントが大量にいいねされていました。
今回の騒動に合わせて過去の疑惑リストが一気に掘り起こされ、拡散されたんです。
しかも、ファンがさらに調べていくと今回のアルバムだけじゃなくてNCT DREAMの「Life Is Still Going On」とBTSの2020年作「Life Goes On」のタイトル類似まで持ち出されてきて。
「2.0」だけの問題じゃない、もっと体系的な話なんじゃないかっていう空気が一気に広がっていきました。
SM’s weird obsession with bts honestly needs to be studied, it’s been going on for a whole decade now. https://t.co/n0TiUC0xHX pic.twitter.com/yvhjQ3fMaB
— isa (@solmerv) April 20, 2026
ファンの怒りの矛先はNCT WISH本人にも向いた
これはちょっとかわいそうだなと思ったんですが、
一部のファンはNCT WISH自身に対しても批判の矛先を向けていました。
会社の決定に従っただけかもしれないのに
という擁護の声もあったんですが
グループとして一緒に作ったなら責任はある
という声もあって意見が割れていましたね。
実際のところ、新人グループが会社の方向性に逆らって収録曲のタイトルを変更できるかどうかを考えると、かなり難しいというか、ほぼ無理じゃないかなとは思うんですが…
そういう構造的な問題まで考えると単純に「誰が悪い」とは言えない複雑さがあります。
SM側の公式見解は?
沈黙を続けるSMエンターテインメント
2026年4月22日現在、SMエンターテインメントもNCT WISHの公式SNSも今回の疑惑についての声明を一切出していません。
これがまたファンのフラストレーションに拍車をかけているんですよね。
何も言わないことが「認めているのと同じ」に見えてしまう人たちもいて。
ちなみにNCT WISHを擁護する立場からは
BTSのARIRANGリリースから2週間もしないうちにティザーが出ていたんだから、制作スケジュール的に後からコピーするなんて物理的に無理
という反論もあります。
これは確かに筋が通っていると思っていて。
アルバムの製作・デザイン・録音にかかる期間を考えると3月20日のリリースを見て4月20日に同じタイトルの曲を作るのは、現実問題としてほぼ不可能ですよね。
著作権的にはどうなのか
音楽業界において楽曲タイトルは著作権保護の対象外というのが一般的な解釈です。
同じタイトルの曲が複数存在することは珍しくなくて、法的に著作権侵害が認められるのはメロディーや歌詞の具体的な盗用に限られます。
今回問題になっているのはタイトルとテーマと発売タイミングの重複でそれだけで法的なパクリが成立するかどうかは別の話。
ただ、法的にグレーだとしてもファンが感情的に傷つくというのは全然別の問題で、そこが今回炎上の根っこにあるんだと思います。
まとめ この論争から見えるもの
- 今回の問題
NCT WISHのアルバム「Ode To Love」(2026年4月20日)にBTSの「ARIRANG」と同タイトルの曲「2.0(TWO POINT O)」が収録されていたことが発端 - ファンが怒る背景
タイトルのみならず、テーマと発売タイミングが重なったこと、さらにSMの過去の疑惑の積み重ねが重なったこと - 擁護側の主張
制作スケジュール的にコピーは不可能でタイトルは先に固められていたとする反論がある - 公式対応
SMもNCT WISHも公式コメントを発表していない(2026年4月22日時点) - 法的には
タイトルとテーマの一致だけでは著作権侵害とは認められないのが一般的なので今後の動向に注目が必要
K-POPの世界では「コンセプトの先取り」と「模倣」の境界線は常にグレーゾーンです。
ファンの感情とビジネスの論理がぶつかり合うこの構造は、今後も繰り返される可能性が高いといえます。あなたはこの件、本当にパクリだと思いますか?
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