ファントムシータが富士急ハイランドの「戦慄迷宮」とコラボしていたの、知ってましたか?
2026年の2月から4月にかけて開催されていた「CLOUD NINE PARK -STORM-」というイベントの目玉企画として、「戦慄迷Q すき?きらい?」という名前で展開されていたんですが、これが思った以上に本気のコラボだったんですよね。
ただグッズを出してポスターを貼るだけみたいな薄いやつとはぜんぜん違って、迷宮の中に特殊ルートを作ったり、撮り下ろし写真を展示したりと、かなり気合が入っていたみたいで。
Adoプロデュースのレトロホラーアイドルというコンセプトを持つファントムシータが廃病院をテーマにした日本屈指の怖いお化け屋敷と組む。
これ、考えてみると本当に必然すぎる組み合わせでなんで今まで誰もやらなかったんだろうって不思議なくらいです。気になったのでいろいろ調べてみました。
コラボの全体像
「戦慄迷Q」というネーミングのセンス
「戦慄迷Q すき?きらい?」。このネーミング、個人的にかなり好きです。
ファントムシータのメジャーデビューシングル「すき、きらい」と、戦慄「迷宮」を掛け合わせて「迷Q」にしてある。
こういうのグループの世界観をちゃんと理解してないと出てこないセンスだと思うんですよね。
コラボの公式キャッチコピーは「戦慄迷宮がファントムシータ仕様で恐怖倍増」というもので、ただの箱コラボじゃなく、迷宮の体験そのものをファントムシータ色に染めるというコンセプトだったようです 。
レトロホラーというグループのテーマと廃病院という戦慄迷宮の世界観の組み合わせについては、ファンの間でも「ここしかない」という声が多かったと聞いています。確かにそう感じます。
ワタシたちのコト、すきダよネ ??????????#ファントムシータ#戦慄迷宮#戦慄迷Qhttps://t.co/356uGNzTBO pic.twitter.com/bt6uQNUwzS
— CLOUD NINE PARK(クラウドナインパーク) (@cloudninepark25) February 6, 2026
開催概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| イベント名 | CLOUD NINE PARK -STORM- |
| 会場 | 富士急ハイランド(山梨県富士吉田市) |
| 開催期間 | 2026年2月20日〜4月5日 |
| テーマ | 嵐(STORM) |
| 予約受付 | 利用日の3日前18時〜当日利用時間の60分前まで |
フィナーレ会場として選ばれた富士急
ちなみにこれ、クラウドナインが全国6ヵ所の遊園地で同時展開した「クラウドナインパーク」シリーズのフィナーレ会場として富士急ハイランドが選ばれているんです 。
他の遊園地でも各地のアーティストとコラボが行われてきたシリーズの最後を飾る場所として富士急が選ばれた。なんか、その格の持たせ方がうまいなと思います。
迷宮の中に特殊ルートが出現する
時間限定という「希少性」の設計
個人的にいちばん気になってるポイントです。
コラボ期間中、戦慄迷宮の中に一部の時間限定で特殊分岐ルートが突如出現するという仕掛けが設けられていたみたいで 。
常時開放じゃなくて特定の時間帯だけ入れるという希少性の高い設計だったとのこと。
これって普通に何度か行ったことがある人でも「今日はあのルートに入れるかも」という緊張感が生まれるじゃないですか。
ただ怖いだけじゃなくて、ある種のゲーム性みたいなものを感じる体験になっていたようです。
SNSでの情報交換が活発に
実際、ファンの間では「何時に来れば入れた」とか「今日は出現しなかった」みたいな情報交換がSNSで活発に行われていたようで複数回来場する動機にもなっていたみたいですね 。…ちょっとうらやましかったです。
スペシャルフォトルームの演出
怖さとアイドル体験が混ざり合う空間
フォトルームもなかなか凝ってたみたいです。
通常は恐怖演出で満たされているはずの戦慄迷宮の内部にメンバーが迷宮内で撮影した撮り下ろし写真と、メンバーからのメッセージビデオが展示されていたとのこと 。
怖い空間の中にアイドルのコンテンツが存在するってホラーとアイドルの境界線が崩れていくような感覚があって、その設計が面白いんですよね。
ごほうびとしての「ほっとする瞬間」
ファンからすると、「怖い思いをしながら進んでいたら、推しの写真に出会えた」という体験になるわけで。
ある種のごほうびというか安堵感として機能してたんじゃないかなと思います。ホラー空間における「ほっとする瞬間」の設計って本当にうまいと感じています。
映像作品「戦慄迷Q すき?きらい?」
監督が語った「異次元な表現力」
コラボに合わせて制作された映像作品もかなり評判がよかったみたいです。
ファントムシータのメジャーデビューシングル「すき、きらい」と世界観を連動させた映像で、戦慄迷宮の不気味な雰囲気とメンバーのパフォーマンスが融合した内容になっているとのこと。
監督を担当したクリエイター(@horohi1)は自身のSNSで
メンバーの異次元な表現力と、日本最恐のロケーションのおかげで、最高な映像になりました
と述べており 憑依型とも称されるパフォーマンスが映像全体の雰囲気を引き上げたというコメントを残しています。
「戦慄迷宮」とレトロホラーアイドル「ファントムシータ」のコラボ「戦慄迷Q すき?きらい?」の映像を監督しました!
— 三重野広帆 Hiroho Mieno (@horohi1) February 7, 2026
メンバーの異次元な表現力と、日本最恐のロケーションのおかげで、最高な映像になりました!
是非ご覧ください!#ファントムシータ #戦慄迷宮 #戦慄迷Q https://t.co/FBSaE9strg
「没入する」体験としての映像
「異次元な表現力」ってなかなか言葉を選ばない感じで言ってくれるなと思いましたけど(笑)、それだけ振り切れた内容だったということですよね。
実際に見た感想を持っている人の声を見ていると、「怖い」より「没入する」という感覚に近いという表現が多かった印象です。
ノベルティのコレクター状況
複数回入場を生んだ「集める」仕掛け
コラボ体験に参加するとスペシャルノベルティが配布されていたんですがこれがメンバー別に種類が存在していて、4枚セットで集められる仕様だったみたいなんです 。
推しのノベルティを求めて複数回入場する人が出てきたり、パーク内でトレードを求める声がSNSに飛び交ったりとかなりの熱量で動いていた様子でした。
クラウドナイン
— 三!! (@A_Y_Y_14903) March 7, 2026
ファントムシータ 戦慄迷宮
スペシャルノベルティ 交換
本日パーク内で交換可能な方いらっしゃいましたらよろしくお願いします!
富士急ハイランド
クラウドナインパーク
グッズ
交換
ファントムシータ
もな
百花
美雨
凛花 pic.twitter.com/KMuFms3PXM
「何度も行かせる」動機の設計
お化け屋敷って基本的に怖くて一回でいい、って思う人が多いじゃないですか。
それを何度も行かせる動機を設計に組み込むって、本当によくできてると思います。
特殊分岐ルートの出現タイミングとノベルティのコレクター需要が重なって複数回来場のモチベーションが自然に生まれる構造になっていた。考えた人、うまいなあと思います。
CLOUD NINE PARK全体の内容
会場へ向かう道中からはじまる世界観
ファントムシータ×戦慄迷宮のコラボはあくまで目玉企画のひとつで富士急ハイランド全体でのイベントはもっと広い範囲に及んでいました。
他にも以下のような内容が展開されていたようです 。
- ノベルティ付きワンデイパスの販売
- クラウドナイン所属アーティストの楽曲とコラボした新感覚アトラクション
- オリジナルグッズ・コラボメニューの販売
- 園内全域を巡るアーティストモチーフ探し
- クラウドナインパーク仕様のラッピング車両(富士急行線・高速バス)の運行
- ラッピングバス確約乗車&限定ノベルティ付きの直通バスツアー
特に新宿からの高速バスや、大月〜河口湖間の富士急行線にコラボデザインのラッピング車両が走っていたというのが印象的でした 。
会場に着く前から世界観に入れる設計って、体験のトータルデザインとしてよく考えられてますよね。移動中からテンションを上げていける。
個人的にこういう「始まりを早める」演出が好きです。
そもそも戦慄迷宮ってどんな場所
廃病院×昭和の怖さという唯一無二の体験
知らない方のために少しだけ補足を。
戦慄迷宮は富士急ハイランドにある体験型アトラクションでコース全長900m・所要時間約50分という規模感を誇るお化け屋敷です 。
廃病院をテーマにしたリアリズムと没入感が圧倒的で国内外のホラーファンから高い評価を受けています。「史上最長・最恐クラス」という表現をされることが多いですね。
初のFUJIYAMA(Ado)
— かわちゃん (@Ado_kawathan) March 28, 2026
進撃の巨人
戦慄迷宮(ファントムシータ)
久しぶりの富士急バカ楽しかった!
戦慄迷宮は、怖がるよりもシータ要素を探すゲーになってて、笑ったよ笑
ファントムシータ好きなら絶対損しないよ!
久々に、コメント欄に各々の感想を??#クラウドナインパーク https://t.co/bqIzUlkG2S
ファントムシータとの世界観的な親和性
ファントムシータのコンセプトとの親和性についてはファンの間でも「廃墟的・昭和的な雰囲気がグループの世界観と重なる」という声が多かったとのこと。
確かに、廃病院という場所はどこか昭和の空気をまとっていてそこにレトロホラーアイドルがいるという絵は、すごく自然な感じがします。
「必然のように感じられた」という感想が多かったのもわかる気がします。
写真集「Maze EP.0」との関係
撮影場所は「関東某所」 謎めいた前置き
2026年3月26日、コラボ開催期間の後半にファントムシータの写真集「怪忌蝶寫眞集 Maze EP.0」のラッフルイベントが開催されています。
この写真集自体は2025年12月15日に主婦と生活社から発売されたもので、撮影は平木希奈さん、96ページという構成になっています 。
戦慄迷宮コラボよりも先に出ているんですよね。
撮影場所については「関東某所」という表現が使われており 、戦慄迷宮での撮影かどうかは公式から明確な発表が確認できていないため、これは私の憶測になりますが、世界観的なつながりはかなり感じます。
写真集がコラボの「先行」だったという見方
「Maze(迷宮)」という副題は戦慄迷宮コラボとの連動を意識して付けられた可能性はあると思っていて。
ただ写真集の発売がコラボより前である点を踏まえると、むしろ写真集がコラボの世界観を先行して作っていた、という見方もできるかもしれないんですよね。
「EP.0」という「0」の付け方にも続きがある感じが漂っていて 、ファントムシータのコンテンツ展開って複数の作品が互いに世界観を補完し合う設計になってるんじゃないかという気もしていて。
まあ、あくまで仮説ですし細かく検証はしていないのでここまでにします。
ラッフルのタイミングは意図的だったのか
ラッフルイベントのタイミングが戦慄迷宮コラボ期間中というのもなんとなく意図的な感じがしますよね。
コラボで迷宮を体験したファンが写真集にも興味を持つ流れを作りたかったのかなと思ったりします。肌感で言うと、グループのコンテンツの作り方がかなり丁寧になってきている気がします。😌

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