Adoがプロデュースするアイドルグループ「ファントムシータ」、知ってますか?
約4,000人の応募者から選ばれた5人組で、2024年にデビューしたばかりのグループなんですが、デビューからここまでの歩みを追ってみるとけっこういろいろなことが起きていて。
世界観への賛否から運営批判、メンバーの脱退まで「なんかこのグループいつも何か起きてる気がする……」という印象をずっと持っていたので、ちゃんと整理してみました。
セカンドシングルのジャケット写真
そもそもどんな内容だったのか
2024年7月31日リリースのセカンドシングル「キミと××××したいだけ」。
ボカロPのきくお氏が手がけた曲で、中毒性のあるメロディと狂気的な愛の歌詞が話題になったんですが、それより先に炎上したのがジャケット写真でした。
内容を説明すると、ンバー5人全員の口に赤いバツ印が縫い付けられたような演出があって、目は真っ赤なカラーコンタクトで、うさぎが血走らせたような表現。
黒背景に黒いセーラー服という組み合わせでホラー感がものすごく前面に出ているんですよね。
🦋ジャケット写真公開🦋
— ファントムシータ (@PhantomSiita) July 30, 2024
ファントムシータ𝟮𝗻𝗱 𝗦𝗶𝗻𝗴𝗹𝗲
『キミと✗✗✗✗したいだけ』
Music:きくお(@kikuo_sound)
7月31日(水)0時に各種音楽サービスにて配信予定#ファントムシータ #PhantomSiita #怪忌蝶 #キミとXXXXしたいだけ #キミバツ pic.twitter.com/6jxIydTuBi
SNSでの反応
Xでは「Adoさんフォロー外したくないのにジャケ写が無理」「怖すぎてびっくりした」という声がいくつも流れてきていて、個人的にも最初に見たとき正直ちょっとドキッとしました。
だいぶホラーですね
— fu-min 💙🥀日産スタジアム2日目行くよ‼️ (@fu_adosukidaaaa) July 30, 2024
画像だけ見て一瞬心臓飛び跳ねました
新曲楽しみにしてます♪
とはいえファントムシータのコンセプト自体が「現代のアイドルを『蝶』とするなら、ファントムシータは異端な『蛾』」という世界観なのでコンセプト通りではあるんですよね。
問題はそれを既存のAdoファン層にまで届けてしまう構造になっていること、なのかなという気もしていて。
ファン層のズレという本質的な問題
要するに「Adoのファン」と「ファントムシータのターゲット層」が重なるようでいて実はかなりズレがある。
そのズレが表面化した出来事だったんじゃないかと思っています。
ワールドツアーの集客問題
これが個人的にはかなり気になっているトピックで。
2025年1月から「Moth to a Flame」と題したファーストワールドツアーが始まったんですが海外会場で空席が目立つという報告がSNS上にいくつも流れていました。
チケット価格と現実のギャップ
問題になったのがチケット価格の設定です。
| チケット種別 | 価格(USD) | 日本円換算(目安) |
|---|---|---|
| VIPチケット | $279.50 | 約4万3,000円 |
| 一般チケット | 約$100 | 約1万5,000円前後 |
デビューして1年も経っていないグループに、VIPで4万円超えというのはなかなか強気な設定ですよね…
自分の見立てでは運営が「Adoというブランド」を後ろ盾にした集客を見込んでいたんじゃないかと思っていて。でも実際には、Adoのファン≠ファントムシータのファンというギャップがあった。
サンノゼ公演の現実
アメリカ・サンノゼ公演(2025年1月28日)では来場者が400人程度にとどまったという現地レポートも出ていて、もっと多く収容できる会場に空席が目立っていたと。
VIPチケットが当日まで売れ残っていたことも確認されていたみたいです。

プロモーション不足への指摘
ツアー開催の時点でファントムシータがリリースしていた楽曲のトータルが約25分分しかなかったという話があって。
つまり、知名度もコンテンツ量も積み上がりきっていない段階での大規模ツアーだったわけで「誰も求めていない段階で大会場は無謀」という批判がネット上で広く議論されていました。
台湾公演はソールドアウト
ただ、すべての公演がそうだったわけではなくて台湾・台北公演(2025年1月16日)はソールドアウトを達成しているんですよね。
地域によってファン層の厚さが全然違うという事実はちょっと印象深かったです。
運営への批判 MV撮影優先問題
何が起きたのか
😔 「これ炎上って言うほど?」と思われそうなんですが個人的にはこれが一番「うーん」ってなった話です。
集客が思わしくない状況下で、運営がツアーの日程や会場を変更してMV撮影を優先させた疑惑がSNS上で広まりました。
ファンの反応とトレンド入り
Xでは「チケットも売れてないのに、日程も会場も変えてMV撮っちゃいましょーみたいな自己都合ってことだよね?」という投稿が拡散して「ファントムシータ運営ガチでやばすぎる」という言葉がトレンド入りに近い状況になったと。
ファントムシータ運営ガチでやばすぎん?天下のAdo様だったら大炎上だけど。。。チケも売れてないし、日程も会場も変更してMV撮っちゃいましょーみたいな自己都合ってことだよね?集客見込めないなら最初からワールドツアーなんてやるなよ。。。Zeppで良かったやん。
— ☪ʚあやぴんたむɞ🦄@減量中 (@mariatamu_reply) January 14, 2025
ファンの間からは「Adoさん自身だったら大炎上している規模の問題」という声も出ていました。
公式の沈黙が招いた不信感
運営がこの件について公式の説明を出さなかったことも不満の火に油を注いだようで。
掲示板でも「憶測を封じるための事実説明すらしない」という書き込みが続いていたみたいです。
この問題って結局、運営がファントムシータをどういうグループとして育てようとしているのかのビジョンの問題に落ち着くんじゃないかと思っていて、というのもコンセプトの独自性は高いのに、そこへの投資と育成の方向性が…
…これ語り出すと止まらなくなるから我慢します。
灯翠(ひすい)の突然の脱退
発表のタイミングが衝撃的だった
😔 これはファンには相当きつかったと思う。
2025年5月17日、メンバーの灯翠が「健康上の理由」で同月末をもって脱退するという発表が突然出ました。
タイミングがですね。グループは5月9日にシングル「すき、きらい」でメジャーデビューしたばかり。
しかも5月13日には灯翠本人がひとりでその曲を歌唱した動画を公開していた、まさにその直後の発表でした。
「健康上の理由」への疑問
公式は「突然のご報告となりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪していましたが「健康上の理由」という一言では納得できないという声がファンの間に広がったのは正直わかる気がします。
メジャーデビューの10日も経たない時点での脱退ですから。その後、4人体制で活動を継続することが発表されています。
あいまいな情報しかない状況での脱退発表はどうしても憶測を呼んでしまいますよね。
細かく検証できているわけではないんです、運営に対する不信感が既にあった状態での発表だったことが、ネガティブな受け取られ方をさらに加速させた面はあったんじゃないかと思っています。

コンテンツへの賛否
ホラーコンセプトへの評価は二分
デビュー初期から一貫した「レトロホラー」コンセプトについては最初から賛否が割れていました。
「悪趣味」「世界観が受け付けない」という感想はデビュー当初からずっとあってAdoのファン層との相性の悪さが指摘されることも多かった印象です。
固定ファンの存在と今後の活動
とはいえ、世界観にどっぷりはまっているファンも一定数しっかりいます。
台湾公演のソールドアウトはその証拠のひとつでしょう。
2026年3月にはAdoと一緒にTHE FIRST TAKEに出演し、コーラスとして参加するなど活動自体はきちんと続いています。
炎上と批判の概要
ここまでの内容をざっとまとめるとこんな感じです。
| 炎上・問題の種類 | 発生時期 | 内容 |
|---|---|---|
| セカンドシングルのジャケット写真 | 2024年7月 | 口に赤バツ・血走った目のビジュアルが「怖すぎる」と波紋 |
| ワールドツアー空席問題 | 2025年1月〜2月 | 海外会場で空席が目立ち、集客力に疑問の声 |
| チケット高額設定への批判 | 2025年1月 | VIP約4万3,000円という設定に「高すぎる」の声 |
| 運営の日程・会場変更問題 | 2025年1月前後 | 集客不振の中でMV撮影優先と取られた変更に批判殺到 |
| 灯翠の突然の脱退 | 2025年5月 | メジャーデビュー直後の脱退でファンに衝撃 |
デビューから日が浅い状態でのワールドツアー、運営への不信感の蓄積、メンバー脱退と問題が重なって起きた印象が強いです。
コンセプトの個性は本当に唯一無二なところがあるだけにもったいないなと感じる部分も正直あって。
活動自体は今も続いているので今後どう立て直していくのかはちょっと注目しています。
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