海乃美月の発言が炎上?「すみれコード」問題と退団記者会見の真実を解説

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この記事を読めば海乃美月さんの「問題発言」とされる出来事の詳細と背景、そして退団記者会見での発言に対する批判の実態がすべてわかります。

ファンの間で賛否が分かれているのには実はちゃんとした理由があって、それを知ることで海乃さんという人物の本質も見えてきます。

目次

「問題発言」として語られるあの出来事

2018年、スカステでの発言内容

問題とされた発言はCS放送のタカラヅカ専門チャンネル「タカラヅカ・スカイ・ステージ」内の番組「タカラヅカニュース」で起きました。

2018年上演の月組版エリザベートの稽古場模様が放送されたとき、海乃さんは自身が演じるヴィンディッシュ嬢というキャラクターについて説明する流れで

統合失調症みたい。狂ってる。

という言葉を使ったとされています。

統合失調症というのは現実と妄想の区別がつかなくなるなど、現在も多くの方が苦しんでいる精神疾患のことですよね。

それを「狂ってる」と表現するのは精神疾患への偏見を助長しかねない言葉として受け取られた。

というのが批判された理由でした。

「すみれコード」って何?

ここで出てくるのが宝塚ファンにはお馴染みの「すみれコード」という概念です。

タカラジェンヌの本名、年齢、給料に触れることや劇団の理念「清く正しく美しく」に反する言動が、いわゆる「すみれコード」に抵触するとされています。

宝塚の「夢の世界」を守るための不文律、と言えばわかりやすいでしょうか。

精神疾患への不適切な表現はこの「すみれコード」にも引っかかるとみなされて、ファンの間で問題視されたわけです。

スカステ側の責任、という視点

個人的にちょっと気になっていること。。

この件、批判の矛先は海乃さんに集中しがちなんですけど、その発言をそのまま放送したタカラヅカ・スカイ・ステージ側の編集体制にも問題があったんじゃないかという指摘も当時からあったんですよね。

放送後、視聴者からのクレームを受けてその部分がカットされ劇団からお詫びが出たとのこと。

つまり「放送前に気づけなかったのか」という話でもある。

海乃さん一人に責任を押し付けるのはちょっと違うかなというのが自分の見立てです。

本人の意図という視点

あと、これ大事なんですけど海乃さんがその発言をしたのは、キャラクターを深く理解しようとした役者としての内部分析でした。

悪意があったわけじゃなく、役のことを真剣に考えた末の言葉だったはずでそこはちゃんと分けて考える必要があると思っていて。

もちろん

「意図がなくても傷つく言葉は傷つく」

というのは正しい。

ただ、意図と影響のどちらの話をしているのかを混在させるとどんどん話がこんがらがる気がするんですよね。

退団記者会見での発言をめぐる話

2023年9月26日に行われた退団記者会見での言葉も一部のファンに批判されています。

「一年考えた」という発言の真意

会見で海乃さんはこう語っています。

『グレート・ギャツビー』の公演中、月城さんから退団のタイミングや歴代の方々が紡いでこられた月組への想いを伺い、私も最後までご一緒させていただけたらいいなと思いました
月城さんは、私の宝塚人生を尊重して、どう歩んでいきたいかを考える時間をくださいました。

これ、要するに月城さんが意図的に猶予を与えてくれたってことなんですよね。

「急いで決めなくていいよ」という月城さんの優しさがあって、その上で海乃さんが自分の答えを出した。

「一年迷っていた」とは全然違う話です。

ところが一部のファンには

「なぜそんなに時間がかかったの」
「早く辞めるべきだったのでは」

という批判に変換されてしまった。SNSでは一部が切り取られやすいんで、どうしてもこういうことが起きやすいですよね。

参考:月組トップ娘役・海乃美月 退団記者会見

「添い遂げ退団」への不満が向かう先

月城・海乃コンビは最終的に5作を共に演じ、2024年7月7日に同時退団。

この「添い遂げ退団」に対して、「月城さんが他の娘役と組む姿が見たかった」という声が一部ファンからあがりました。

で、ここが本当にもやっとするところなんですけど。

月城さんの相手役が変わらないことへの不満が形を変えて海乃さん個人への攻撃になっていたケースが少なくなかったと思うんですよ。

🙎「それ海乃さんには関係なくない?」→そうなんです、

まさにキャスティングは劇団が決めることでそれが不満なら向けるべき矛先は劇団のはずで。

それが個人攻撃になってしまうのは、ちょっとどうなんだろうって。

「居座り」論について

「退団が遅すぎる」という声。

これ、宝塚のファン文化の中に以前から根強くあっ、なぜか娘役に対してのみ特に厳しいという指摘があります。

「男役10年と言うが、娘役だって10年かかる」という声も当時からあった。

自分の考えでは宝塚の娘役って、10代のうちに入団して、20代前半のフレッシュさと20代後半以降の円熟した芝居力はまったく別の武器だと思っていて。

海乃さんの場合もトップ娘役としての深みが増していく過程で退団を迎えた。

「早く辞めろ」という言葉が本当に舞台のためを思った言葉だったのかは疑問が残ります。

批判の構造 「発言」より「存在」が問われていた?

これはあくまで私の仮説なので「肌感で言うと」という前置きつきで聞いてほしいんですけど。

批判のほとんどは「実力批判」ではなかった

調べていて気づいたのは海乃さんの歌唱力や演技力への批判はほぼないということ。

劇団理事長の木場氏も会見で「確かな実力に裏付けられた繊細な表現力で様々な役を演じきった」と評価していて、これは社交辞令でもなんでもなく、宝塚ファンの間でも共通認識に近いんじゃないかと。

批判の多くは「実力」ではなく、「誰と、何作、組み続けたか」という話に集約されていた。

それって海乃さんの問題というよりシステムやキャスティングの話ですよね。

SNSで「切り取り」が起きるメカニズム

退団会見の全文を読めば海乃さんの言葉がいかに誠実かはわかる。

でも実際には記者会見の内容はさまざまなアカウントで要約・引用されてSNSに流れるので、ニュアンスが正確に伝わらない。

「一年考えた」という部分だけが独り歩きすると本来の温度感とはまったく違う印象になってしまう。

これ、海乃さんだけの話じゃなくて宝塚ファンダム全体の情報伝達が抱えてきた課題だと思うし、正直今もなお続いている問題な気がします。

まとめ

海乃美月さんの「発言」をめぐる話を整理すると以下のポイントになります。

  • 最も注目された問題発言は2018年のスカステでのもので、エリザベートの役柄説明の中で精神疾患への配慮を欠いた表現があったとされている
  • 放送後はクレームを受けてカットされ、劇団からお詫びが出た
  • 退団記者会見での発言は「一年考えた」という点が批判されたが、実際は月城さんが意図的に猶予を与えてくれた期間であった
  • 海乃さんへの批判の多くは発言そのものより「添い遂げ退団」や任期の長さへの不満が根底にあったケースが多い
  • 批判の構造を見ると「海乃さんの実力」より「キャスティングへの不満」が形を変えたものである可能性が高い
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